目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

ビギナーズラック

ジュセ

[ジュセ]

キャラID
: XZ412-052
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 124

ライブカメラ画像

2D動画 静止画

写真コンテスト

{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 

ジュセの冒険日誌

2015-08-22 01:12:03.0 2015-08-22 01:18:51.0テーマ:その他

【ジュセの日記】 7/12 夢日記

「ジュセさま、おはようございます。」
「…ん…。」
「そろそろ起きないと、お仕事に遅れてしまいますよ。」
「え…あ…。シュ、シュピ!?う、嘘!」
「? 嘘とは一体…?」
「いや、その…。だ、大丈夫なの?」
「ふふ、悪い夢でも見ていたのですか?朝食の準備は出来ておりますから、顔を洗って目を覚まされたらいらしてくださいね。」
「ま、待って!シュピ!」



「な~に~?」
気の抜けた声ではっと目が覚める。
「あ…。」
いつもの布団、いつもの部屋、そしていつものシュピ。
今日も何も変わらない、いつもの朝を迎えた。
「あー…いい夢見てたのねー。今日はお仕事ないし起こさなきゃ良かったねー。ごめんー。」
私の表情を見て、シュピが申し訳なさそうに謝る。
「…いや、いいよ。顔、洗ってくるね。」



「ジュセー。やっぱり怒ってる?」
テーブルの向こうからシュピが不安そうに尋ねる。それを聞いて、食事中、ずっと無言だったことに気がついた。
「あ、ちょっと考…」
「かんー?」
言いかけて訂正する。
「…ちょっとカンカンだよ、もう!せっかくの休みなんだからもう少し寝かせてくれれば良かったのにっ。」
「えへへー、ごめんごめん。」
大丈夫だという雰囲気を感じ取ってくれたようで、シュピの表情が明るくなる。
「ちなみにー、どんな夢を見てたのー?」
「うーん。幸せな夢かなぁ。」
ぷっとシュピが笑う。
「なにそれー。ジュセってほんと、ひょうげんりょく無いよねー。」
どこかデジャヴを感じながら、悪かったね と返す。
「でも夢ってさー、いつもいい所で終わっちゃうんだよねー。やんなっちゃうー。」
「シュピはさ、どんな夢をみるの?」
今度は私が尋ねてみる。
「んーとね、最近で覚えてるのだとねー。」
シュピは目を閉じて、内容を思い出しながら話す。
「わたしは子供になってて、どこかの街の公園で、たくさんの友達とかくれんぼして遊んでるのー。でも、一人だけ仲間はずれの女の子がいてねー。その子は砂場で遊んでるのー。」
ふんふん、と私は相槌を打つ。
「鬼さんがなかなか見つけてくれなくてー。辺りも暗くなってきて、みんなかえちゃったのかなーって不安になってべそかいてると、とつぜん肩をたたかれたのねー。ふり返ると、あの仲間はずれの女の子が居たのー。」
シュピは続ける。
「その子、何も言わないでふらっと歩きだしちゃってー。必死でおいかけるんだけど、なかなかおいつけないのー。もうちょっと!ってところまで来たとき――。」
目を開け、私を見つめるシュピ。
「ジュセの声で、目がさめたんだよー。」
「なんだ、それじゃお相子だね。」
ほんとだよーとシュピが言う。
「でも、意外だね。シュピの事だから、ケーキがどうしたとかそんな夢かなと思ってたけど。」
「むー、わたしだってたまにはシリアスよー。」
二人の笑い声が小さな家に響いた。



平凡な日常は私がずっと望んでいた事だ。
これからもずっとそうだと思う。
ただ、今は一瞬だけ。一瞬だけ「変化」が欲しい。
でも待っているだけでは起こらないというのなら。

私は、ある一大計画を実行することを決意した。
いいね! 9 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる