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ジュセ

[ジュセ]

キャラID
: XZ412-052
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 124

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ジュセの冒険日誌

2015-08-23 16:01:36.0 2015-08-23 23:06:48.0テーマ:その他

【ジュセの日記】 7/17 シュピとの再会

今日は、討伐を終え報酬を受け取った後、商店で旅行に必要そうな物を探す事にした。
バイクで来ているためあまり荷物は積めないが、そこまで沢山買い揃える必要は無いと思う。
とりあえず雨具や水筒、シュピの旅行カバンなんかを購入して店を出た。
途端、強い日差しが照りつける。
暑い。今年も夏が本格的に到来したという感じだ。
このまま真っ直ぐ帰ろうかと思ったが、喉も乾いていたため、近くの甘味処で少し休憩することにした。
今、氷あずきを食べながら、日記を書いている。



シュピと再会したのもこのような、夏の暑い日だった。
あの日私は、ある富豪が主催する魔物掃討作戦に参加するためジュレットに来ていた。
未開の土地を開拓して私有地にしたいが、魔物の妨害で思うように進まないらしく、討伐者を募ったとのことだった。
駅から出ると眼前に美しいビーチが広がる。ジュレットは世界有数のリゾート地であり、様々な種族がバカンスを楽しんでいた。
また、世界中の富豪が集まると言われる高級住宅地「白亜」もあり、私は楽しんでいる人々を横目に、そこを目指した。


真っ白な長い階段を上りきった所に、その家はあった。
いや、家というにはあまりにも大きい。まるで城だ。敷地は、一つの村ぐらいの広さはありそうだった。
守衛に討伐に参加しにきた事を告げる。すると中から案内人がやって来て、巨大な庭を通り、応接室ではなく待合室のような場所へ誘導された。
ご主人様がお呼びするまで、しばらく寛いでいてほしいとのことだ。
中には私と同じような、この屋敷に似つかわしくない格好の志願者が数名いた。
お互い特に会話をすることも無く時間が過ぎ、先ほどの案内人がまたやって来て、今度は全員、大きなホールへと通された。
中には舞台があり、その上には豪華な椅子が一つ。私は立ちながら、しばらくの間それを見つめていた。
とその時、コツ コツと足音が舞台の端から聞こえてきた。



「…遠い所から、よくぞ参られた。勇敢な戦士たち。」
募集主である富豪は、予想通りの人物だった。
一見物腰は柔らかいが、どちらが格上であるかという事を徹底して態度で示してくる。
富豪は淡々と仕事内容、宿舎、報酬について説明した後、私の仕事があるからと言って、話を切り上げにかかった。
「そうだ、もう一つだけ。こちらへ来るんだ、シュピ。」
シュピ?
富豪は、どこかで聞いたことのある名前を呼ぶと、舞台の端から細長い耳をしたプクリポが姿を現した。
「諸君らの身の回りの世話は、このシュピをはじめとしたコンシェルジュ達に一任してある。ではシュピ、後は任せたぞ。」
「はい、ご主人様。」
彼女は深々と頭を下げ富豪を見送った後、舞台から降り、こちらに向けて同じように礼をした。
「短い間ですが、皆様のお世話をさせて頂きますシュピと申します。何か困ったことがありましたら、何でもおっしゃってくださいね。」
挨拶をして、一人一人の顔を覚えるように見ていく。
「あら…?」
私と目が合う。思わず、顔をそむける私。
「…すみません。それでは宿舎までご案内いたしますね。」
彼女は不思議がっていたが、すぐに業務を思い出し、私たちを誘導し始めた。
間違いない、彼女はあのシュピだ。私はその時、確信した。



ふと、気づけばもう夕方になっていた。
まずい、涼み過ぎた。
このままだと門限を過ぎてしまう。急いで帰ることにする。
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