あれからずっと、シュピがわたしをせめる。
「どうしてこんなひどいことをするんですか。わたしがきらいなんですか。」
ちがう。
「じゃああけてください。」
それは…いいえ。
「やっぱり、わたしのことなんてどうでもいいんですね。」
ちがう、ちがうから。
「わたしはりようされたのですね。ジュセさんのさびしいこころをみたすために。つかいすてられるのですね。」
いいえいいえいいえ。
「この、よわむしうじむしくそむし。おまえジュセさんのためにどれだけつくしたとおもってるんだですか。」
いわないで、おこらないで、おねがいします。おこらないで。
「それがものをたのむたいどかですか。ゆるされたかったら、たいどでしめせください。」
はい
いますぐあけま あけません
あけたらたいへん なぜ?
あけたい 会いたい
あけたら あぶないひがい
でもあけたい ゆるされる
どうして たすけて