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ジュセ

[ジュセ]

キャラID
: XZ412-052
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 124

ライブカメラ画像

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ジュセの冒険日誌

2015-11-23 10:23:20.0 2015-12-02 07:50:37.0テーマ:その他

【母の手記】 4.災厄の日

引き上げ日の前日の、深夜の出来事でした。
キャンプ地の中心部から、突如、魔瘴が発生しました。
魔瘴は天まで勢いよく噴きあがった後、一気に地上へと降り注ぎました。



ジュセとシュピさんはその様子を、キャンプ地から離れた小高い丘から見ていました。
遠征最後の夜だったので、お互い思うところを話し合っていたのです。
しかし穏やかな時間は、轟音と悲鳴によって掻き消されました。
シュピさんはキャンプ地へ駆け出し、生き残っているかもしれない人を助けようとしました。
しかしジュセは、それを制止しました。
今までの仕事の経験上、魔瘴を浴びて無事で居られる可能性など無いと知っていたからです。
しかしシュピさんは納得できず、ジュセを強く非難します。
巻き込まれた隊員の中にはシュピさんの同僚も居たため、無理も無い事でした。
初めて見るシュピさんの剣幕。
驚いたジュセの隙をつき、シュピさんは再びキャンプ地へと駆け出しました。
ジュセは慌てて、シュピさんの後を追いました。



キャンプ地は阿鼻叫喚の図と化していました。
何の対策も無しに高濃度の魔瘴を直で浴びた隊員達は、ひとたまりもなかったそうです。
一緒に戦っていたドワーフの傭兵仲間は、テントの中で泡を吹き、絶命していました。
首には掻きみしった痕があり、寝ている間に安らかに、という訳にはいかなかったようです。
嫌味なウェディの調査員は、白目をむいて、資料を抱きかかえるようにして絶命していました。
最後まで資料しか理解者が居なかったと思うと、同情の気持ちが湧いてきました。
ふと背後から物音がしたのでふり返ると、そこにはシュピさんのかつての同僚の、オーガの女性が立っていました。
目をぎらぎらさせ、牙をむき、涎をたらしながら。
ジュセは溜息をつき、剣を抜きました。
その時。
ジュセとオーガの女性の間に、小さな影が割り込んできました。



シュピさんでした。
シュピさんはかつての同僚を庇い、どうか殺さないで欲しいとジュセに懇願しました。
こうなってしまっては、ジュセも平静を保っていられません。

危ない。逃げて。

ジュセは怒鳴るように言いましたが、シュピさんは首を振り、一歩も動きませんでした。
その間にも背後から、完全に魔物と化したオーガの女性は、新しい獲物に襲い掛かろうとしていました。

もう限界だ。

そう思い、突っ込もうとしたその瞬間。
今度はシュピさんの足元から、残っていた魔瘴が噴出したのです。



魔瘴の量こそ少なかったですが、シュピさんと魔物はもろに巻き込まれ、吹き飛ばされました。
魔物は元々弱っていたためかそのまま絶命しましたが、シュピさんにはまだ息がありました。
しかし意識を失ってしまい、ジュセがいくら呼び起こそうとしても目を覚ましませんでした。

どうして、こんなことに…。

短い間に色々な事が起こりすぎて、ジュセの心は張り裂けそうになりました。
しかし今はそれをなんとか抑えこみ、シュピさんを抱え、ひとまずこの危険なキャンプ地を離れる事にしました。
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