「ドーモ。バリクナジャ=サン。メララです。」
オジギ終了からコンマ2秒、メララはすでに「ためる」による
チャドー呼吸を開始している!
「スゥーッ!ハァーッ!」チョーテン・ドーシセンセイのインストラクション通り
メララのフーリンカザンは完璧だ!
だがそこでバリクナジャ=サンが上下にジャンプし、攻撃態勢に入った!
これはジェットカラテ奥義、ジヒビキ・ジツか!しかしメララは冷静そのものであった。
「イヤーッ!」すかさずメララはその場で開脚ジャンプ!
そう、メララはすでにセンセイのインストラクションにより、ジヒビキ・ジツが
地面に振動を伝えることで攻撃するものと知っており、跳躍することで回避したのだ!
「ハイクを読めグワーッ!」勝ちを確信しカイシャク体勢に入っていたメララが逆に吹き飛んだ!
そう、すでにバリクナジャ=サンはメララより早くチャドー呼吸を終え、
テンションが上がった状態でムチカラテによる痛打を繰り出していたのだ!
「アバーッ!サヨナラ!」
ジヒビキ・ジツを見切ったことによる慢心!メララは一撃で爆発四散した!
平安時代のミヤモト・マサシもこう言っている、ハイキングはドア・トゥ・ドアであると!
このようなニュービー・ニンジャのウカツによるインガオホーは実際良くあることなのだ!