暗く陰鬱に湿気った空気ではあるが、荘厳なアトモスフィアの城砦。
それがヴェリナード・スゴイタカイビルだ。
メララはマホーセンシ・ニンジャクランへの謁見を果たし、
マホーセンシ・ニンジャクランマスターであるユナティ=サンを
無慈悲に爆発四散させた後、ゴアめいた死体を乗り越えて
奥ゆかしくヴェリナード・スゴイタカイビルを去ろうとしている。
そしてメララの手の内で光る石を見よ!読者の中に古代平安時代の研究者が居れば
恐らくそれを理解できただろう。この石はルーラストーン!
実際高速で目的地にたどり着くことが出来るキョートのレリックの一つだ!
メララがルーラストーンをかざすと圧倒的速度でメララの体は大空へ!
CRAAAAASH!
「アイエエエエエエエエエ!」
インガオホー!面倒くさい移動を嫌った挙句、所々空が見えているからといって
安易にルーラストーンを使ったメララは謎の透明な屋根にぶつかって頭頂部を強打!
粉砕した頭蓋から中身が飛び散る!
「空が見えているからといってルーラすれば実際危険」
平安時代のミヤモト・マサシのコトワザ通りだ!
「ア、アバーッ!!!サヨナラ!」
頭蓋骨陥没したメララはそのまま無残に爆発四散!
ニュービー・ニンジャは常識で考えて旅をする、そのウカツが招いた
インガオホーである!