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空翔けるもちもち

アネット

[アネット]

キャラID
: XN083-363
種 族
: ドワーフ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 138

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アネットの冒険日誌

2025-08-10 20:35:38.0 テーマ:ハウジング

ハム・ソーダーの冒険日誌「アネット王国再訪編」

…それにしても、この国の人たちは“王様の便利使い”が多すぎる。
前回この国を訪れた際にも、何かと王様のせい(おかげ)として、人々が考える事を放り投げるのを何度も見た。

「町のはずれにある洞窟は、蜂蜜酒の貯蔵庫を作ろうとした王様が勢い余って山をくり抜いてしまった」や、
「ロイナー遺跡が発見されたきっかけは、遺跡を覆っていた砂を王様がくしゃみで吹き飛ばしたから」などは、繰り返し話されているうちにどんどん大げさになっていった冗談なのだろうが、
「かつて太陽は二つあったが、そのうち一つを王様が破壊して一つになった」の様な、突拍子もないホラ話まである。

母親につまみ食いを叱られた子供が「王様が食べた」と、直ぐにバレる言い訳をした。…なんて話まで含めれば、それだけで本が一冊出来てしまうのではないかと思えるくらいだ。
難しい事を考えず、とりあえず放り出してでも前に進もうとする姿勢は「おおらか・積極的」と、好意的に捉えることもできるが、この国の王様が500年後や1000年後の世界でどのように語られるのかを想像すると少々不安になる。
あらゆるところに現れて、ときに時空すら飛び越えて世界中の問題に首を突っ込んでは解決するような、そんな英雄が生まれてしまいそうでならない。

再度勧められた蜂蜜酒を断腸の思いで断り、夜に再び会うことを約束してから宿を出た私は右手に海を眺めながらアレアレ広場を通り抜ける。
町の中央を西から東へ走る石段は、道中でいくつかの区画へ枝分かれしつつ丘の上へと延びており…この時間、買い物やランチを楽しむ人で賑わっている『モナン市場』もそのうちの一つである。
市場の入り口から顔見知りの店主に軽く会釈だけしてそのまま通り過ぎたのは、遅すぎた朝食のせいでまだ昼食を食べる気分になれなかったこともあるが、ここでまた足を止めてしまったら遺跡観光をする前に日が暮れてしまうと思ったからだ。
背後から声をかけられないよう勢いよく石段を駆け上がると、正面に見えてくるのが『ガブリィ宮』。
迎賓館として作られたこの国で最も豪奢な建物の手前の道を右に曲がり、少し歩いて橋を渡れば目的地『ロイナー遺跡』が見えてくる。
脳内の記憶を頼りによどみなく歩を進めていた私が、橋を渡り切ったところで思わず立ち止まってしまったのは、その光景が私の記憶するロイナー遺跡と大きく様相を変えていたからである。

前回訪れた際には、歩道にまではみ出た大量の砂とその砂から突き出た大きな石柱…程度の印象だったロイナー遺跡だが、現在遺跡の周囲にはかつてこの地で行われた秘宝を巡る戦いを再現した展示が行われており、
見たことも無い魔物や、勇壮な戦士たちの人形が所狭しと並べられている。
一帯は撮影スポットにもなっているようで、人々は思い思いのしぐさで写真撮影を楽しんでいるようだ。
どうやら、人形たちに紛れて自分が当時の戦いに参加しているように見える写真を撮るのが流行らしい。
さすがに家族連れや子供たちに混ざって写真撮影に興じる勇気が無かった私は、パンフレットを片手に一通り英雄たちの戦いを見て回ると足早に遺跡内へと向かった。

遺跡内部は日を遮るものが少ない外と比べ、空気がひんやりとしていて汗ばんだ身体に心地よい。
入り口付近にいくつも長椅子が用意されているのは、暑さに参った人たちが休憩できるように配慮されているのだろう。
正面には大きなデスクがあり、遺跡の資料が並べられている。
近くに立っていた遺跡の案内人から手に取って見るよう勧められてページをめくってみるが、素人にも解りやすく説明されているパンフレットと違って難しい単語や文字の羅列に眼が眩む。
何を書いているかさっぱりだったが…頭に手を当てて目が回ったフリをして見せたら資料を勧めてくれた案内人が笑ってくれたので良しとしよう。
資料をデスクに戻し、右手の階段を下りると見えてくるのが放射状に並べられた9個の『石棺』…この遺跡が『墳墓』と呼ばれる所以である。
周囲の石壁に比べて材質に若干の違いが見られるのは、この石棺が遺跡の建設時期より後の時代に作られたからだと説明されている。
外で見た古代の戦士たちを思い出しながら、その堂々たる体躯と石棺の大きさを疑問に思ったが…こう言った伝承の舞台となった地元の人々が話を脚色するのはよくある事なので、いちいちそれを指摘するのは野暮というものだ。

                                          アネット王国再訪編 続く
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