じょうたろうの冒険日誌

空条承太郎だ。

今回はオルフェアの町のサーカス団の話だ。
サーカスを観ていたら突然、
観客の子供達をさらったんだ、団長が、だ。
周到におかし食べ放題というエサを撒いて。
俺の知ってるNoGoDの団長とは、
全然違う団長だったぜ。

すると、"15年"、"悪魔との契約"と、
言い始めた悪魔ザイガスが空から現れた。
しかも、子供の命を奪いに来やがったんだ。

警察も頼りにならねぇ、法律でも裁けねえ。

そうなると裁くのは...俺のスタンドだ！

しかも団長、こうなる事がわかってて
あえて憎まれ役をかって出やがったんだ。
まさに"ピエロ"だ。全く、やれやれだぜ。

しかも街に被害が出ないよう、
ミュルエルの森までおびき出す、
なんて言い始めたんだ。

テメーの心意気、十分に感じたぜ。
「今日は俺とお前で、ダブルライダーだ」
ってヤツだぜ。

森に着いたら、
団長と悪魔が既に戦闘していた。
どうやらこの森、悪魔の力を
弱体化させる森のように感じたぜ。
いや、"森が"じゃねぇ、とある像だ。

それは団長の妹、アルウェの像だった。
先の事がわかる予言が出来る、
スタンド使いだったらしい。
まるでボインゴのようだぜ。

団長は元々ケーキ職人だったが、
サーカスで子供を笑顔にする為に、
サーカス団を始めたらしい。
15年かけて、子供に大人気になったんだ。
...妹なしで。

子供達はもちろん解放された。
敵を騙すにはまず味方から、ってヤツだぜ。
礼を言われたが、礼を言われる覚えはねぇ。
団長のアイデアだったんだからな。
全く、やれやれだせ。

妹は緑の丘の不思議な扉から、
とあるノートをもらった。
そのノートには、
３つ願いが書け、そして叶う。
しかし、３つ目の願いを書いた時、
その者は破滅する、といういわくつきだ。
１つ目はお試しにメギストリス姫になる事。

予言者としてその妹、アルウェ王妃は
悪魔に目をつけられちまった。
悪魔に恫喝され、交換条件を無理矢理
飲まされちまった。
２つ目の願いは、悪魔の願い、
プクリポの救世主の居場所を予知する事。
故郷の子供を皆殺しにすると恫喝されたんだ。
願いは聞き遂げたが、
そいつはまだ産まれていなく、
"15年後"に産まれる事を告げた。

その後、３つ目の願いはわからず、
ミイラみてえにひからびて
無残な死に方をしちまったらしい。

銀の丘で感傷に浸っていると、
あの無能警部が来やがった。
...まあ扉に吸い込まれたがな。

サーカス団に戻ると、団長は俺を英雄扱いした。
本当の英雄は、団長、お前だぜ。
団長は一連の責任を取って
サーカス団を解散、町を去ろうとしたが、
全てを知った町民は団長を迎え入れた。
"万国深層代サァカス"ってやつだったぜ。

全く...ここ最近の
メインクエはイイ話ばかりだぜ。
岸部露伴に最近の出来事を話したら、
さぞいいマンガが描けるだろうな。 この先に悪魔がいる...!! 裁くのは、俺のスタンドだ！ 銀の丘、不思議な扉にて 漢気ある団長率いるサーカス団にて