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幸せ配達人

とむこん

[とむこん]

キャラID
: OS785-495
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 138

ライブカメラ画像

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とむこんの冒険日誌

2022-10-19 01:02:21.0 テーマ:写真活動

トムコンクエスト外伝2〜9本のチューリップとトム〜

ある時友達に誘われて遊びに行った。

行ったことがない場所だったからワクワクしてた!

どんな場所かなー、新しいことが大好きな私は、それだけではしゃいだ。

そこに着くと久しぶりに会う友達がいた!

すごい偶然!

なんだか今日はいい日だ!

旧友と昔話で盛り上がった。

昔は彼とも良く遊んでた。

色んなとこに連れてってもらったけど、お互い時が経つごとに遊ぶ時間は少なくなっていったけど、私は彼のことも大好きっ。

なんだかんだ話してて、彼のお友達が来たとこで彼とバイバイした。

また遊ぼうね!

彼のお友達に会釈をし、その場をさった。


え……?     トム……?
彼のお友達はトムだった。

あ…

私は時間が止まったような感覚になった。

彼女とわかった瞬間、嬉しさと戸惑いが入り混じってよくわからない感情。

彼女も同じだったと思う。

こんなとこで会うなんて。

私はここにきたことは何度かあるけど、そこまで頻繁に来る場所ではない。

お互い戸惑いを隠せない中、最初に話しだしたのは彼女だった。

「トムちゃん!」

「今度ゆっくり話そう!」

笑って言ったたった二言。

私が友達といるからっていう配慮と、自分の想いを最大限に集約して今伝えるべき言葉。

十分だった。

私は嬉しかった。

その二言で込み上げてきた。

そして、やっぱり彼女はすごい人だと、素直にそう思えた。

数刻してその日のうちに彼女と話した。

話が止まらない。

積もる話しは朝方まで続いた。

私が彼女に嫉妬してたことも、素直に話せた。

笑われた。
ねぇトム、私だって同じ気持ちだったよ。

なんでもそつなくこなすトムにすごく嫉妬してた。

私はほんとに何もできないから、みんなとその場を楽しく過ごそうと、そこに必死だったの。

でも反面、何もできない自分が悔しくてたくさん悩んでたし、いっぱい泣いた。

でも今こうしてわだかまりもなく話せるのは、きっと時間をあけたからだよね。

意味のあることだったんだよね。

出会ってからも、離れた時間も決して多いわけじゃないけど、お互いに深くて濃い大切な時間だったんだよね。 彼女は帰り際、チューリップをくれた。

ありがとうと伝えた。

そういうのに関心がなかった私の「ありがとう」が、気持ちがこもっていたか少し不安になった。
 

ねぇトム。

チューリップの花言葉って知ってる?

チューリップはね、色でも本数でも花言葉を変える変わった花なの。

本当の意味としては男女の愛のことを指すんだけど、私とトムは恋人にはなれないから、何本あげようか考えたんだけど……

9本に決めた。

はいっ。

もちろん私は花言葉は知らなかった。

でもなんでだろ、すごく嬉しかった。

その9本の意味は分からなかったけど、大切にしようって思えた。


じゃあまたねっ。

お互いに家路に着いた。


彼女の背中を見て、なんだか嬉しそうに歩いて行くのがすぐにわかった。

私もなんだか足取りが軽い気がする。


家に帰る途中に考えた。


出会いというのは一期一会なんだと、ほんとにそう思った。

だからこそこれからの「それ」を大切にしていこうと思う。

出会う場所がどこであろうと、対話するツールに心がのれば、それはきっとどの出会いも本物の出会いなんだと、強く思った。

彼女とまた友達になれたことで、新しい風がまたきっと吹く。


今日は本当にいいことがあった!

トムに会えるとは思ってなかった!

すごく緊張したけど、話せてよかった。

彼と会えたのも嬉しかったし、またみんなで遊びたい。

会わなくなる前に渡したかったチューリップも今日渡せたし、なんだかいいことづくし!

歌でも歌って帰ろかな〜


〜〜♪

〜♪〜〜♪♪

♪〜〜〜〜♪〜〜〜






トムと彼女は同時刻に家に着き、机の上にチューリップを飾った。


  
         著者  チューリップ
なかなか面白かった!

うとうとしちゃったけどなんとか読み切った。

著者チューリップ?

名前がチューリップなのかな。

あとがきがあるっ。


『誰もが何気なく過ごしている時間、出会いや出来事を日常としている生活がほとんどだと思います。
ただこの本を通じて改めて出会いの奥深さが伝われば、小説家冥利につきますね。
あえて「彼女」として名前を出さなかったのは、私自身の名前を自分では書きたくなかったからです。
ただ少しだけイタズラ心が出ちゃいました。
毎日毎日うるさいうるさい言われた私は、くちびるをふさぐことにしました。
チューリップ、それが私の名前です。』


なんかの仕掛けかな?

全くわかんないやっ。

とりあえず眠いから寝よっ。


                 つづく
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