YouTubeの「ファスト映画」、
映画の内容をネタバレ込みで紹介する動画だけれど、
投稿者は著作権侵害で逮捕、計5臆円の損害賠償。
当然です。
他人の作品を無断で使用し、自身の金儲けに利用する、
これは立派な泥棒です。
一方、ゲーム業界はというと……
もう完全に無法地帯と化していまして。
プレイ動画を見せる楽しさというのも勿論あるのだけれど、
だったらタイトルごとに細かく決めればいいのに、
ゲーム会社も全部認めてしまっているものだから、
新作も発売日の0時から当たり前のように配信され、
わざわざ買わなくても今は内容を全部知れてしまうんですよね。
映画の「ファスト映画」は短縮されているけれど、
ゲームの場合は最初から最後まで丸ごとです。
ゲームは自分で遊んだ方が間違いなく面白い、
けれど、そのシリーズを一通り遊んだことがあったら、
プレイ感というのは容易に想像ができます。
その想像だけで充分楽しめてしまう。
また、自分で操作をする楽しみの薄いゲームだったら、
むしろプレイ動画を見るだけの方が有り難いし、助かります。
残念ながらドラクエもこれなんですよね。
ということで、ゲーム会社もいつそれに気づくか分からない。
映画業界と同じようになるかもしれない。
だったら、見られるうちに見てしまおうじゃないかと、
ドラクエも見ることにしました(笑)
ドラクエ10の運営さんは配信者を応援しているようなので、
全く問題ないですよね。
(「ドラゴンクエスト」シリーズ 配信ガイドライン改訂のご案内)
それで、まずファミコン版のドラクエ1と2を見たのだけれど……
レベル上げ、金策の無理強い、
モンスター、マップの使い回し、
宝箱にろくなアイテムが入っていない(からっぽとはなにごとだ!)、
荷物いっぱい問題などなど。
ドラクエ10にもある問題の数々、
てっきりドラクエ10だけの問題かと思ったら、
な~んだ、これがドラクエだったんじゃないですか(笑)
過大評価はいけませんね。
最近でいうと、タクティクスオウガもそうでした。
元々は80点くらいのゲームなのに120点くらいに持ち上げるから、
いろいろと話がおかしくなるのです。
あと、「神ゲー」と「ク〇ゲー」のどちらかでしか判断しないとか。
私はこの2つの言葉を使う人の言うことは一切信じません。
そして、思ったのが、
ドラクエの作業的な部分はやっぱり私は苦手だなぁ、と。
私が視聴したファミコン版のドラクエ1と2のプレイ動画は、
レベル上げや迷子になっている部分は省略されていたので、
だいぶ見やすくて助かったのだけれど、
これを生放送で丸ごとやっていったら全部見る暇はないだろうし、
見ても絶対に途中で飽きていたでしょうね。
何の感動も刺激もない同じことをひたすら繰り返すなんて、
プレイするにしても見るにしても苦痛でしかありません。
自分より弱い敵を沢山倒すと強くなるというのも、
よく考えたらおかしな話です。
強い敵に立ち向かってこそ人間というのは成長するものでしょう。
経験値を多く貰えるメタル系モンスターも実は罠で、
たまに出て、運が良ければ倒せる、
そのギャンブル的快感を得ることで単純作業の辛さを誤魔化され、
レベル上げをさせるように持っていっているんですよね。
う~ん、私ってどうしてドラクエを好きになったんだろう?(笑)