承前。
## 5. フェイの問題
それでは、ライト勢をガチ勢に変化させるゲーム内コンテンツとはどのようなものだろうか。
『風来のシレン』というゲームのシリーズには、「フェイの問題」というチュートリアル的なコンテンツがある。
詳細はその筋のサイトなどを参照してほしいが、
そのゲームにおける基本的な操作やテクニックをパズルのように学ぶ問題や、
実践的な状況をアイテムや罠を駆使して解決する問題、
中には実際にはほとんど起こりえないような状況を切り抜けるような問題など、
様々な問題が用意されていて、失敗しても特に損はしないというものである。
DQXにはすでにチュートリアル的なコンテンツとして「冒険者ゼミナール」があるが、そういった、ペーパーテスト的に明確な選択肢が与えられるものではない。
どちらかというと、ある程度固定された状況であるという面で「不思議の魔塔」や、パズル的な問題をこなすという面で「妖精図書館」に近いが、一つ一つの問題はそれらよりも気軽に挑戦できる。
DQXの各コンテンツにも「フェイの問題」のような補助コンテンツがあれば、それを使ってプレイヤーの学習を促し、格差を埋めていくことができるのではないだろうか。
たとえば防衛軍であれば、
大ボスの鐘呼びだけに着目した問題や、
大鐘を放置しないことの重要さがわかる問題、
防衛するのに大ボスへの攻撃は必要ないことがわかる問題など、
始めたばかりのプレイヤーに必要そうな問題は多数考えられる。
相撲についても、逃げる側、壁をする側、それ以外の立場でも、やはり初級者に役立つ問題が多数作れそうである。
## 6. まとめ
最後に、ごく簡単に本稿の趣旨をまとめる。
- アストルティア内の多数のコンテンツにおいて、初期には自然に身に付いていた知識や経験が、後になってから始めたプレイヤーには身に付きづらいという問題がある
- その格差を是正することは、すべての関係者にとってプラスになると思われる
- 各コンテンツに補助として「フェイの問題」的なものがあれば、かなりの改善効果があると思われる
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以上です。
連投うるさかったと思います。マジでごめんなさい。
文章苦手な人とか、戦闘コンテンツ興味ない人もごめん。
最初にも書きましたが、知り合いなどに本稿を紹介すること、本稿の内容を自分の言葉で再発信すること、アンケート回答の際に参考にすること、意見や感想をコメントいただくことを大いに歓迎します。どうぞお気軽に。