まず最初に、PS4版DQ11の完全ネタバレあり(真EDまで)の考察・感想を含みますので、まだそこまで行ってない方はご注意を(3DS版でも最後までやってればたぶん大丈夫)。あと真EDの解釈はまだゆっくり自分で考察したい、公式発言等を待ちたい、という方も読まない方がいいです。また今回はほぼDQ11のことしか書きませんが、一部見識のある10プレイヤーの方にも読んで欲しく、交流にもなれば、という意図もあってここに書いています。
・事の始まり
私は趣味でよくピグシブやTwitterなどでDQ11(10)に関する素人さん(まれに玄人さん)の発言や絵やショート漫画を良く読ませて貰っています。
それらを見ていると、たまーにですが通常ED後に、勇者が時のオーブを破壊して自分以外の全てを過去に戻すことになりますけど、「その世界は勇者がいなくなった後もやっぱりそのまま全てが残っている(残ってしまっている)」と解釈される方がいらっしゃって。それを元にショート二次創作漫画等を展開されてる方もいるんですね(要するに11のみでも3つの世界線があるという考え方)。
で、私としては、あの世界は100%の確率で完全に消失している、と思っていたので驚きました(ただし、あー戻しちゃったよ…皆超頑張ったのになあ…いいのかなこれ…;というような唖然呆然とした気持ちには、当時私もなりました)。
確定していると思う理由
・通常ED後、忘れられた塔で勇者が時のオーブを破壊した瞬間、勇者のつるぎも折れている
・その後時が巻き戻る演出が入っている
・時の番人が勇者とその所有物以外の全てが巻き戻る、とはっきり説明してくれている←重要
それに対して
・勇者の紋章を受け継いだセニカの時のオーブ破壊時は、勇者のつるぎは破壊されておらず、セニカのみその場で消失している(先の勇者の過去戻り時と比較して、明らかな条件違いが起こっている)
・その時の勇者たちも間違いなく現存している
・勇者視点での巻き戻る演出、11勇者たちの歴史が改変された演出らしきものも一切ない
その後セニカは無事ローシュに会うことができ、3の世界に繋がっている描写がなされています。ですから、私としては、勇者以外が時のオーブの破壊に成功した場合は、破壊した本人のみパラレルワールド(平行世界)へと派生+過去戻りとなるのではないかと思いました。
つまりローシュ生存世界が3>1>2のロト編、真ED後の11世界が6>4>5の天空編だろうと。
(真ED中にマスタードラゴンの現界が確定、勇者のつるぎのデザインも天空の剣っぽい)(ちなみに7~10との関連性は私の中では謎です。10の黒騎士(イレブン君?)に期待(笑)。)
※この解釈自体は割とストレートに見たままのつもりですが、ちょっと後でよく考えて気がついて感動しました(笑)。その後にYouTubeで観た夏祭りでの、11勇者は勇者の原石みたいなデザインで、と鳥山さんに発注した、というのも実はネタバレギリギリだったんだな~と(笑)。
で、私としてはそれほど矛盾のない、悪くない感じの解釈のつもりで(ただし勇者がパラレル派生のことを何故知っていたかは分からない。その理由も思いつかない(笑)なんかめっちゃ自信満々だったイレブン君…)、ごく当然に公式的にも大体こうだろう、と思っていましたので、前述のように前の世界が残っていると解釈される方との解釈違いが、物語上極めて重要かつナイーブな所ということがあり、動揺するんですね。
ちなみに前の世界でも、「勇者が時のオーブの破壊する選択をしなかった」場合のifなら分かります。それなら11上で存在することも普通に有り得た世界となるはずですので。(ただその世界では既に11世代の勇者としての役割は終わっており、DQ的にはあまり続きを観ても仕方ないかもというのはありますが。まあ勇者たちが寿命を迎えた後、その魂が世界樹に回帰した描写とかあったらアツいですかねえ~。ベロニカちゃん…)
要点を纏めますと、一番気になるのが「勇者が過去戻りした後の世界が実はまるっと残っていた、というのはDQ11の物語的に有り得るのか!?」ということです。ここについてお考えをお持ちの方のご意見を伺いたいなあ~と(お手柔らかにお願いします)。それ以外の箇所でも話題があればフレンド外の方でも気軽に(無期限で)レスお待ちしています。