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海冥を断ち切る者

えせ

[えせ]

キャラID
: AP525-568
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 僧侶
レベル
: 110

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写真コンテスト

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えせの冒険日誌

2015-06-09 02:48:34.0 2015-06-10 22:48:05.0テーマ:フレンド

親友を偲ぶ

親友との思い出です。
親友と私は、ドラクエ10の発売前からドラクエが大好き。
歴代ドラクエシリーズについて話すことも多く、ドラクエ9も一緒にプレイしていました。
そして、待ちに待ったドラクエ10発売日。
親友は早い時間帯からプレイしていたため、
仕事が終わってから夜にログインする私を、オンラインの世界で待っている形になっていました。

種族をエルフに決めた親友は、ウェディを選び、レーンの村に入ってきたばかりの私を迎えに来てくれました。
私からも出会うために向かい、合流出来た場所は、地底湖の洞窟でした。
洞窟の向こうから、親友が走ってくる姿を見た時の感動。
この時の瞬間は、DQ10の中で、一番の思い出となっています。

その後、レーンの村のクエストをクリアしている間、エルフの女の子
だった親友は、発売日初日のレーンの村にいっぱいいたウェディの男性に
声を掛けられ続け、気づいた時には、建物の裏の木陰に隠れていました。
これも初日でとても印象に残っている出来事です。

発売から3日もたたないうちに、キーエンブレムもろくに集めずに
ゴブル砂漠東のオアシスの休憩所まで探検してきた私達は、
サンドフルーツを拾って、みかわしの服を縫うことや、
トロッコに乗って青宝箱を集めることがとてもいい金策になると気づきました。
親友は張り切って、青宝箱が落ちている場所のマップまで作成し、
何時間で宝箱が復活するかまで調べていました。
ちなみに、レベルは低く、敵と戦闘になると、大体逃げきれずに全滅してしまいました。(ミミックとひとくいばこにも)
ゴブル砂漠西に少し立ち入っただけで、グールにやられ、フライングデスにやられ・・ゴブル砂漠西に行くのは諦めました。

金策を続け、装備を買いつつ、レベルが上がるのが早かった親友に助けてもらい、
発売から10日程で無事、人間の姿になることが出来ました。
親友はヤリ装備の僧侶で、一人レベルが高かったため、攻撃も回復も
その親友が行っていました。

その後も親友のレベルが上がるのは早く、見知らぬ人とPTを組むのが
苦手だった私とは違い、親友は強ボスを毎日倒して、プレイヤースキルを
どんどんと向上させていきました。
その頃から、戦闘中の動き、戦い方、理論などを教えてもらうようになり、
強天魔を初めて倒せた時は今でも覚えています。

その後もバージョンアップがある度に、情報交換をしつつ、新しい楽しみ方を知り、
戦闘中の理論については教えてもらい続けました。
基本ゲージ、ターンエンドゲージ、相撲ゲージの3種類のゲージがあること、それを応用した戦闘方法など。
3悪魔のコインボスが出たばかりの頃は、親友はマスカレイド装備の魔法戦士で、
バラモスブロスを隔離しつつ、ブロス1匹になってからは、
押し反撃行動の誘発(通常行動、魅了の舞のみになる)を行って、
ネクロゴンドの波動を封じたり、
キラーマジンガのコインボスが出たばかりの頃は、同じく押し反撃行動を
誘発することで、リモートリペア対策などをしていました。
他にも色々なボスの戦闘方法を教えてもらいつつ、いろんなPTに誘ってもらえたおかげで、
超へたっぴだった私も野良PTになんとか入るように出来るようになりました。

そんな親友もある時期から病を患い、ログイン頻度が少しずつではありますが減って行きました。
体調が悪いという話は以前から聞いていたので、私もログインした時は、
まず真っ先に親友がログインしているかを確認するようになりました。
私がログイン出来ない時間帯は、共通のフレンドにログインしたか聞いたりもしていました。
ログインしていた日は安心し、しばらく姿を見せないと心配する毎日でした。

そんな中、親友がバージョン3.0を前にして入院することになりました。
お互い遠く離れた場所に住んでいたため、頻繁にお見舞いに行くことも出来ず、
お見舞い出来た時は、親友はDQのフレンド達には何も言わず入院したので、
引退したと思われているかもね。と少しだけ寂しそうに言っていました。
私は3.0の情報を色々と伝え、親友のことだからすぐみんなに追いつけるよ!と励ましました。
親友も3.1からの復帰かなと言っており、復活したら一緒に遊ぼうねと約束しました。

先日、唐突に親友が亡くなったと連絡がありました。
突然の連絡で、完全に受け入れる事は出来ず、まだ少し混乱しています。

数日考えても整理出来ない想いはいっぱいあって、ドラクエ以外の
思い出もいっぱいあるけれど、まずはドラクエの思い出を整理して
形に残しておきたくて、この文章を書かせてもらいました。
私が発売から楽しめて来れたのは、間違いなく親友のお陰です。
本当にありがとう。
安らかに眠れていることを心から願います。
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