ごんざれすの冒険日誌

ザ「よっ！俺だ！」
ア「こんにちは！私よ！」
ザ「早速お便りから！匿名希望の男の子からだ！」
だんきちさん、なおみさん、こんにちは、おれさまにもつくれるガンプラありますか？
ザ「だんきちさんとなおみさんが良くわからんがガンプラの神様は誰にも平等だぞ？カンダタ君！」
ア「！」
ザ「用意したい道具はこちら！」
プラモ用ニッパー、つまようじ
ア「えっ？これだけ？」
ザ「初心者さんならこれだけあれば十分！中の人なんか小学生の頃は爪切り使ってたぞ！」
ア「じゃあお城の技術部門からニッパー借りて来るわね！」
ザ「ストップ！ニッパーだけはきちんとプラモ用を購入するべきだぞ？」
ア「確かにプラモ用ニッパーは刃先が薄いものね！」ザ「知ってるじゃん！それじゃ城下町の模型店にゴー！」

ア「うわー！ガラスケースにいっぱいガンプラの完成品があるわ！とっても素敵！」
ザ「これはお店の店員さんや腕自慢の常連さんが作ったガンプラだな！」
ア「こちらが商品棚ね？目移りする位いっぱいあるわね！」
ザ「ガンダムは沢山の作品があるからな！どれを作りたいかな？」
ア「このドルボードみたいなの素敵ね！これがいいわ！」
ザ「ハリケーンソニックはガンプラではないぞ？中の人もプロトセイバーEVOをレース仕様に改造する位しか知識ないし！」
ア「じゃあこれ！エフジー？のガンダム！安いし！」ザ「そいつはファーストグレードだな！安いけど難易度は高いぞ！」
ア「うーん、じゃあこれ！イージスガンダム！安いし！」
ザ「それはコレクションモデルの奴だな！確かに安いが成形色が単色だし、今回はオススメ出来ないな！」ア「もー！いっそどれがオススメなのよ！？」
ザ「そうだな！箱の端にHGと書いてあるものがいいかもな！HGと書いてハイグレードと読むのだ！」
ア「わかったわ！じゃあHGのギャン！これにするわ！剣構えているし！」
ザ「よし！あとはプラモ用ニッパーもいっしょに持ってレジにゴー！」 ザ「まずは説明書を熟読しよう！そうすると制作ミスがグンと減るぞ！」
ア「説明書のパーツリストと内容を良く比べてちゃんと部品が封入されているかも要チェックね！」
ザ「よし！組み立て開始だ！」
ア「パーツを切り離して…バラバラバラバラ」
ザ「おおい！全てのパーツを切り離したらどれがどれやらわからなくなるぞ！？」
ア「説明書に書いてある順に必要なだけのパーツを切り離すのが良いのね！」
ザ「パーツの切り離しは部品から少し離れた所で切って、あとからギリギリで余分を切る二度切りをするとニッパーだけでもうまいこといくぞ！」
ア「できた！あとは順番に組み立てね！」
ザ「うむ！説明書に番号がふってあるだろう？これは組み立てにも順番があるというしるしなのだ！」
ア「パチパチパチ…頭が完成ね！あら！イケメンね！」
ザ「ギャンがイケメンかどうかは個人差があると思うが良し！どんどんいこう！」
ア「…黙々と…」
ザ「集中しているな！番組的には全くおいしくないがな！」
ア「出来たわ！」
ザ「ビクッ！早いな！びっくりしたぞ！」
ア「あら！何か紙が余ったわ！」
ザ「それはガンプラに貼るシールだな！因みに中の人はギャンを作ったのははるか昔なのでシールが付くモデルがどうかは適当だ！」
ア「これを説明書にしたがって貼るのね！ペタペタペタペタ」
ザ「細かい所はつまようじで押さえると旨く貼れるぞ！」
ア「つまようなら100均でも売っているし、お弁当にもついてくるし、手に入れるのに苦労しないわね！」ザ「完成したようだな！」
ア「ほーら！匿名希望君！私でも短時間でかっこ良く完成出来たわよ！」
ザ「うむ！カンダタ君もひと安心だな！」
ア「！」

完！