1970年も終わりに近い頃、あるバンドの追っかけ(当時の呼び方はグルーピーだそうです)の少女が〇害された
警察にバンドのメンバー達が疑われ、解散もかくやと言う状態に
そんな中その少女の本当の名前をメンバーも他のグルーピーも知らない事実に驚く主人公
ライ と名乗っていたその少女は一体何処から来たのか、調べれば調べる程ライが去勢をはっていた娘だと知る、ライと言うあだ名もライオンからとって自分で付けたものだ
主人公 石森信は彼女の生まれた土地ー北海道へと赴くが、そこで知り得たのは彼女が田舎を嫌い東京へ行けば何か良くなるかも知れないと思ったかも…と言うだけだった
後日、逮捕された犯人はバンドのメンバーでもグルーピーの男でもなかった
通りすがりの犯行だった
信は彼女への追悼を込めた一曲をライヴで披露する、誰もわからなくていい、自分だけ知っていればいい
そんな話

栗本薫先生の著作 ハード・ラック・ウーマン
先生は大学生時代バンドをやっておったので初期の作品にはバンドや音楽を扱ったものが多い
主人公の石森信もデビュー作の僕らの時代から登場しておる主役の薫クンの親友です
名探偵小説家の栗本薫クンのバディとして僕らシリーズや猫目石等で彼をサポートしております
物語のヒロイン ライ も他の作品で繰り返し登場してます、名前もいつもライ
田舎を憎み、東京へ来れば何か良くなるかも…と願い、そして叶わないのも同じですね、他作品では〇されたりしないですが
ライにはナンシー・スパンゲンのイメージが重ねられている印象があります
〇ックス・ピストルズのメンバーでもあったシド・ヴィシャスの恋人さんですね
シドとナンシーがどんな末路を辿ったかは映画シド・アンド・ナンシーが詳しいかと
物語のラスト近くでライをナンシー・スパンゲンになぞらえる台詞もあります
栗本薫先生と言うとグイン・サーガが有名かと思いますが、デビュー作は推理小説ですね
名探偵伊集院大介シリーズや薫クンとのクロスオーバー作品猫目石等もあります
怪奇色の強い魔界水滸伝なども有名…なんだろうか?
おいさんのおっかさんぁ栗本薫先生のファンだから子供の頃から幾つか読んだり、説明されとったなぁ
何故こんな日誌を書いたのかって?
秘密!