アディーの冒険日誌

みなさん、こんにちは。久々にモーモンバザーの宣伝以外の記事でも書きます。職人ネタですが。笑


アプデの合間にずっと結晶装備をやっています。もちろんアプデ後は最新装備ガンガンやりますよー。

さて、そんな今日は木工における再生木に関して個人的な考察でも書いていこうと思います。

木工の再生木と言えば、氷の釣り竿改や天下泰平が代表的ですが、中々他の商材にステップアップできない方多いんじゃないでしょうか？
そんなあなたも再生木に関しての考え方を少し変えるだけで、もっと難しい商材もドンドン大成功できるかもしれませんので、どうぞ最後までお付き合いください。

さて、再生木のポイントはとにかく「再生をうまく利用する」ことにつきます。
残値５に対してくさび逆目カンナなんてやっていませんか？その彫り方、再生木では大間違いですよ！

再生木のポイントはおおまかに５つです。

①常に「勝ち越し」を意識して数値を固定していく。
例えば５マス商材の釣り竿を想定してください。誤差は３までが許容範囲です。最後の１マスを確定させるまでに誤差２にしておくと最後のマスを誤差１にする努力をすればよくなりますよね？
そのためには常に余裕をもって数値を固定していく必要があります。最初が誤差１になって安心して次のマスの調整を始めていませんか？私は最初のマスが誤差１なら、はみ出させて再生させ誤差０を目指します。すると次のマスが誤差１でもまだ「引き分け」です。次は勝ちたいので誤差０にする。
これが「勝ち越し」を意識した立ち回りになります。
これを最後のマスまで続けることで、最後のマスは「誤差１でいいんだ」という余裕が生まれます。

②逆目でカンナを引いた箇所はもう再生させない
誤差が３か４になったら賢明な木工職人の皆さんなら迷わず逆目でカンナがけをする選択をとるでしょう。それで正解です。
しかし、２分の１で誤差１になってしまいます。ここで前項を参考に再生をさせるためはみ出させることをしたいかもしれませんが、この場合ははみ出させず次にいきましょう。
なぜなら、仮にはみ出させて調整しても、また誤差３や４になってしまい、そこでまた逆目カンナをしてみても、また誤差１になってしまうことを避けるためです。逆目カンナは必ず誤差１にしてくれるありがたい特技ですが、非常に燃費の悪い特技でもあります。
再生木においてはいかに集中力を効率的に使い、最後に余力を持って調整できるかが勝負です。一旦その誤差１は諦めて次に行き、最後どうしようもなくなってきた時に戻ってきてはみださせるという選択をとりましょう。

③「疑似的な狙い彫り」を積極的に利用する
再生木においては基本、狙い彫りは使いません。しかし「疑似的な狙い掘り」は積極的に使いましょう。普段彫った時にでる数値を利用するということです。
１から２６の間の残値に対して１、２、２２，２５以外の数値に対してはどれかの特技　　　　　　　　　　　　
を使えばその数値が出ます。
例えば残り１９という数値は順目の昇竜彫り（大河彫り、流星彫り）の強いほうを使えば７分の１でピッタリが出ます。これが「疑似的な狙い掘り」です。ぴったりにならなかったらはみ出させて再生させましょう。
残値６，７，８，９などは木工をやっている人にはおなじみの数値です。例えば、７なら逆目の昇竜彫りの弱いほうを使えば７分の３でピッタリです。これは大チャンスな数値ですね。
しかし、１０以上の数値でも大チャンスはあります。それが１０、１２，１３です。１０と１２は逆目の昇竜彫りの強いほうを使えば７分の２で、１３は順目の昇竜彫りの弱いほうを使えば７分の２でピッタリです。
この「疑似的な狙い彫り」という考え方を使えば集中力を効率的に使えるようになり、大成功率は跳ね上がります。

④嫌な数値は再生を利用して生まれ変わらせる
木工において嫌な数値はあります。２と５は永遠の課題です。でも再生木なら怖くありません。２ははみ出させて再生、５ははみだしでも放置でもどちらでもいいので再生。これに限ります。間違っても狙い彫りや、くさびカンナなんてやってはいけませんよ！！

⑤余った集中力は最後ふんだんに使う
集中力を効率的に使えば最後にかなりの集中力が余ることがあります。その時は思い切って狙い彫りやくさびなどバンバン使っていきましょう。

以上が基本的な考え方です。これはあくまで再生木にのみ使える方法なので、他の特性の商材には使わないでくださいね。

ざっと書いてみましたが、こんなもんでしょうか。
たぶんこれを意識すれば氷の釣り竿や天下泰平以外の商材も作れるようになります。
再生木は慣れたら簡単。３０分の３０なんて珍しくありません。

まだまだ考え方をつきつめれば、どんどんスキルアップしていけます。

日々精進