(ギ、、、ギシ、、、ギ、、、)
アズラン地方の有名な古建築物、「スイの塔」。
その地下に、、、封印された、地上部分よりも広大な空間があることを知る者はほとんどいない。
地下深くまで続く木造の階段。丁寧に朱に塗られた無数の鳥居。
ひんやりと湿った、しかし清澄な空気。たまに水滴が落ちる音だけが響く静寂。
・・・ここがいかに特別で神聖なものか、知識の乏しい自分でも全身で感じさせられる。
ここは、「スイのやしろ」。
・・・その奥で
「何者だ」
突然現れた紅い仮面。いや、鬼・・・か?
ヤバい。この空間にはあまりにも場違いな格好の自分。
誰かいるなんて思ってなかったから、見つかった時の言い訳も考えてないよ!
鬼の手がゆっくりと背の刀に伸びるのを見てとって、脱兎のごとく逃げ出す!
「ハァ、、、ハァ、、、」
降りてくるときは感嘆さえ覚えていた長い階段を、
今は恨みつつ駆け上がりながら後ろを振り返ると・・・
ΣL( °д°;)ヘ
ギャアァァ、追ってキテルー!
しかも何あの軽やかな走り方っ! めっちゃ追いつかれそうじゃないですかっ; ;
そもそも鬼って、シマシマぱんつで金棒持っててアフロで頭と肩にツノはえてるとかじゃないのっ?
あああそんなこと考えてる間に追い付かれそうなのですぎゃーーーーーっ・・・・・・
・・・ここはスイのやしろ。静寂に包まれた封印の地。
いぇーいっ。そんなわけでっ。
なんかフレさんのドレスが印象的だったから、スイのやしろまで行って写真撮ってきたです。
そしたらなんか書けそうだったから、思い付き書きつけてみたっ(笑)
このフレさんは独自路線のドレスをしてきてたですが、
最近酒場で見かけたこのドレス。黒に浮かぶ紅い仮面が映えていて、
なんか鬼をイメージさせるいい出来だなって思ったです。
で、勝手に日誌に載せた(エッヘン 怒られるかな笑ゴメンナサイ
ちなみに撮影場所のスイのやしろもいいところだと思うです。
3.0のダンジョン結構好きなのですよ。
あ、この話の語り手さんは、その後姿を見たものはいない、とも、
親切な仮面の用務員さんに地上まで案内してもらった、とも言われてるです。
ではでは~(^.^)