素晴らしいイベントが終わってしまった。
ちょっと思い入れのあるイベントだったので語らせてください。
3.2後期から長らく休止していた私が久々にログインした2017年9月、
特にあてもなくふらふらしていた所に勧められたのがこのイベント。
参加のハードルが低く装備の準備も必要なし、それでいて純粋に高難度と、
元々バトルコンテンツが好きだった私にはうってつけのイベントだったわけですが、
初クリアを達成したその日から、しばらく闇ゾーマ討伐だけを目的にログインしていた程の嵌り様。
HP減少による不可視のモードチェンジ、
モンスター側の技に設定されたCT、
一部パターン化が可能な行動ローテーション……
当時一切常闇の聖戦に触れていなかった私にとって、
これらを強く意識した戦闘はとても新鮮で刺激的でした。
(昔は天魔とか怖くてやれなかったんだよねえ)
ただ何よりもこのコンテンツを楽しめる物にしてくれた要因は、
使える技が縛られることによって生まれる戦闘の連帯感だったのではないかなあと思います。
熾烈な攻撃に耐えるだけの守りを固める僧侶。
回復蘇生バイキカンタ、素早く思考を回して流れを作る賢者。
攻めと守りを柔軟に切り替え、他が動けるだけの状況を固める勇者。
その硬さとチャジタ、かばうでまさに仲間を守る盾となる戦士。
自分一人ができることに限界があって、
4人それぞれが"自分にしかできないこと"を繋げていく戦闘こそが、
オンラインゲームならではの楽しさを引き出してくれたのではないかな。
真やいばを始めとする強力なCT技を強引に叩き込み、
前衛も葉っぱやしずくでピンチを立て直せて、
あらゆる耐性を持った強敵をゴリ押しで沈めていく今時の戦闘は、
ゲーム性もそうですが、もっと大事な何かが欠けてるんじゃないでしょうか。
(ちょっと愚痴っぽくなっちゃったね)
報酬が弱く、リプレイ性に欠けていたゆえに、
周回までする人間はごく一部に限られていたのが残念ですが、
連戦の中で信頼できる野良プレイヤーを覚えて、
ある日夜通しで3人討伐に挑んだのはいい思い出になりました。
撮りましょうとか言い出しにくい性格だからこっそり一人で撮ったんだよな。
こうして見ると無視されてるみたいだ。
愉悦をチャジタで止めたり、デドスをカンタでかばったり、
ピンチの時のかばうチャジタ防御葉っぱの判断だったりに、
「自分の行動がパーティの命を支えてる」感覚があってすごく楽しかった。
味方に支えられてるから自分が上手く動けて、
自分が上手く動けてるから味方が死なずに戦える絶妙な関係が……
喋ってるとまたやりたくなるんだよな(もうできない)
数時間に渡るリトライと死闘の末、パーティが半壊して全滅必至の状況から、
午前の3時だか4時にトドメを刺した時に声を上げたあの記憶こそが、
オンラインゲームやっててよかった~!って思う瞬間だよ。うん。
多くの人にとってはドラクエ3を懐かしんで終わりだったり、
一戦やって報酬取って終わりだったりのイベントだったかもしれないけど、
自分にとってはオンラインの楽しさを今一度実感できるだけのイベントだったなという思い出話でした。
日誌書くとどうしても話を大きくして綺麗にまとめたくなっちゃうな。
何はともあれイベントお疲れ様でした。楽しかったです。