ドラクエ10のダメージを与える攻撃は、大きく2つに分けられます。
「打撃」と「呪文」です。
この分類について、ちょっと調べてみたので、記録を残しておきます。
といっても、調べてもよくわからないところもあるのですけどね。
まあ、だいたい合っているはずです。
●ドラゴンガイアでイライラするやつね
この分類が明確な形で使われているのは、ドラゴンガイア戦でしょうか。
打撃完全ガードとか、呪文完全ガードとかを使われて、この技はどっちだっけってなりますよね。
(「あの技、ホント勘弁してほしい。無駄に戦闘が長くなる」という愚痴は、ここではやめておきましょう。)
実は、この分類は、ドラゴンガイア戦以外でも重要だったりします。
でも、意外と理解していない人が多いのかもしれません。(私も含めて)
●武器で殴れば打撃、呪文コマンドから選べば呪文?
とりあえず、打撃と呪文にかんする一般的な認識は、次のような感じでしょう。
・武器を使って直接攻撃するのは打撃です。(Aペチとか天下無双とか)
・呪文コマンドから選ぶのは呪文です。(ドルマドンとかメラとか)
直感的には、こんな感じですよね。
これだけだったら、話は簡単なんです。
それに、実際、それほど間違った認識ではありません。
●直感的には分類しづらいものもある
でも、この分類だと、どちらに入れたら良いかわからないものもあるのです。
例えば、扇の百花繚乱とか天地雷鳴士のめいどうふうまはどうなのでしょうか。
両手剣特技のプラズマブレードなんかも、よくわかりませんよね。
これらは、打撃なのでしょうか、呪文なのでしょうか。
めいどうふうまなんて、どう考えたって、呪文のようにみえますよね。
遠隔攻撃ですし、与ダメージ量は攻撃魔力で決まりますし。
でも分類としては、これらの特技は、すべて打撃なのです。
その証拠に、打撃完全ガード中のドラゴンガイア先生に使ってみると、まったく涼しい顔をしています。
ほんと、分かりづらいですよね。
●攻撃力依存、攻撃魔力依存という分類は駄目
打撃と呪文の違いを、攻撃力依存か攻撃魔力依存かで考えられれば、直感的で分かりやすいでしょう。
「攻撃魔力が上がると与ダメージ量が増えれば呪文」という考え方は、非常に直感的で分かりやすいですよね。
でも、上に書いたように、この分類は駄目なのです。
めいどうふうまは、れっきとした打撃技ですから。
この他にも、きようさ依存であるキラパンの「しっぷう攻撃(別名、「お手」)」みたいな技もありますしね。
攻撃力依存でも、攻撃魔力依存でもない技があるのです。
あ、しっぷう攻撃は、もちろん打撃技ですけどね。
●呪文以外が打撃ってことかな
いくつか実例を挙げて考えてみると、結局、呪文以外は全部打撃と考えて良さそうです。
Aペチと特技は打撃で、呪文コマンドから選べば呪文という分類と理解しておけば、私の知る限り間違いは無さそうです。
個人的には、めいどうふうまと天下無双は、どうしても同じグループだとは思えませんけどね。
でも、そういう仕様だから、仕方がありません。
心のなかで「何でだよ」と思いつつ、呪文完全ガードのときには、打撃技であるめいどうふうまを使っていきましょう。
ちょっと付け加えると、必殺はまたちょっと扱いが違うようです。
例えば、盗賊の必殺技であるお宝ハンターは、打撃完全ガード中でもダメージがとおります。
必殺技は、打撃でも呪文でもないということでしょうか??
●打撃か呪文かは意外と重要
さて、打撃だろうが呪文だろうが、大した違いはないと思う人もいるでしょう。
しかし、意外とそうではありません。
例えば、打撃技であるめいどうふうまは、魔力かくせいの恩恵を受けないのです。
魔力かくせいは、呪文ダメージを2倍にする技ですからね。
同じ理由で、暴走魔法陣も無意味です。
逆に打撃技であるので、会心率が上がっていれば「かいしんのめいどうふうま」が増え、与ダメージ量が上がったりします。
会心率は関係すると思うと、やっぱり打撃感はあるわけです。
でも、攻撃力依存ではないので、バイキルトの恩恵は受けられません。
やっぱり、わけがわからない技ではあります。
●勘違いをしている人は多い
このあたりの点は、意外と勘違いしている人が多いようです。
ドラクエ10界隈ではおそらく有名配信者であろう人が、「風斬りの舞でめいどうふうまのダメージが上がる」という趣旨の発言をしていました。
でも、これは間違いだということですね。
攻撃力依存でもなければ、呪文でもないので、ダメージ量は変わりません。
つまり、天地雷鳴士にとっての風斬りの舞は、自身にはあまりメリットがない技です。(扇の特技やAペチは別にして)