[ネタバレ注意]
ちょいと王家の迷宮について思うところがあったので
考えをまとめるために道中の会話を書き起こしてみる。
超絶ネタバレ注意。
■9層■
謎の亡霊(白装の女性)
「また……お会いしましたね。
私は 長い間 自分が何者であるのかも忘れ
この迷宮の世界で うつろに過ごしてきました。
まだ 多くのことを思い出せませんが
あなたたちの勇気の輝きに 触れたためか
やっと 自分の成すべきことが わかりました。
生きていたころ 私は……
どうやら 勇者アルヴァンに
想いを寄せていた気がするのです。
アルヴァンは 今もなお
この迷宮の底で 苦しみの中にいるはず。
あの方を 救い出さなくては!
どうか 私を導いてください。
この先に続く 暗闇の迷宮へ……。」
■10層■
謎の亡霊(白装の女性)
「ここまで 導いてくださって
ありがとうございます。よろしければ
私の知る 勇者と盟友の話を聞いてください。
……盟友カミルは 世に名を馳せた剣士でした。
ある時 カミルは さる遠方の王国に招かれ
親善試合で ウデを披露することになりました。
しかし カミルは その大切な試合の中で
誤って対戦相手を 殺めてしまったのです。
その上 不運にも相手は 王族の者でした……。
激怒した王は カミルの首をはねようと
剣を抜きました。それを止めたのが
招かれていた アルヴァンだったのです。
それが アルヴァンと カミルの出会い。
……すべての始まりでした。」
■11層■
謎の亡霊(白装の女性)
「ここまで 導いてくださって
ありがとうございます。きっと あと少しで
勇者アルヴァンにも 会えることでしょう。
……親善試合での事件で アルヴァンに
命を救われた盟友カミルは それを きっかけに
グランゼドーラに使えることになりました。
カミルは 自らの命を救ってくれたアルヴァンを
深く 敬愛していたといいます。
……ある時 不死の魔王の手先が
巧妙に グランゼドーラ城へ入り込み
アルヴァンの命を 狙ったことがありました。
危ういところにあった アルヴァンのもとへ
駆けつけたカミルは 不思議な光を放ち
手先を 退けたのです。
カミルに宿った 勇者を助けるためのチカラ。
それを グランゼドーラの賢者たちは
盟友の目覚めだと 告げたのです。」
■12層■
謎の亡霊(盟友○○○)
「ああ…… 私は……!
……すべて 思い出しました。
自分が何者であるのかも…… 全部……!
わかります……。
この先に アルヴァンが…… いる……。
私…… いかなくては……。」
■13層■
括目せよ!