ほんじつーはーちらうらー。ちらうらー。
若い子が「糖尿のケがある」とお医者さまに怒られて、しゅんとしておりました。
セブンのコーヒーはいいっすよー、
シロップ入れ放題で甘くてミルクたっぷりのコーヒーが100円で飲めちゃうんすよー、
一日3杯飲んでも300円っすよー、お得っすよー
って言っていた子がぺちゃんこになっていたので、今日は社宅の部屋からとっておきの減農薬栽培の早生みかんを持ってくることにしました。
午後三時、おやつの時間だあ、上司様が手ずからお茶を入れてやるぜーウェーハッハーとか思いながら、これでお茶にしようぜーとか言いながら部署を見回すと、その若い子がいない。
私「あいつはー?」
後輩「県外のお客さんとこ出ましたよー」
私「ェー」
まあいいやと思いながらお茶を配る私。
受け取った後輩、一言。
後輩「みかんとお茶……お年寄りみたいですねえ」
私「(ガーン)」
私「いいもん。おまえにはあげないもん」
後輩「やだなーもー。旬のくだものとお茶ってチョイスがシブいなーって意味じゃないですかー」
私「しらなーい。自分でたんかんでも買ってきて食えばいいじゃーん」
とかなんとかやってるうちに、みんなでお茶に。
後輩「美味いすね」
私「美味いよね」
女子「おいしいですー」
私「もいっこ食べよっと」
後輩「じゃあ俺も」
女子「オチャウマー」
私「小さいからどんどん次を剥いちゃうなあ」
後輩「つーか甘い。これ甘いすよ。いいおやつだ」
女子「……あの子のぶん、もうないですね」
二人「あっ」
…………
私「……あいつ、何時に帰ってくるん?」
後輩「……午後五時くらい?」
私「なんだ、帰ってきたらもう定時じゃん。可哀想だ、直帰にしてあげなさい(にっこり)」
後輩「ですよね、俺もそう思ってました!(真顔)」
隠 蔽 完 了 。
[よだん]
女子「まあ、また来週に買ってきてくれたら内緒にすることもないですよー。もう週末だしー」
私「アッハイ」