・「泣き言言うのは試行数1000回やってデータ出してからにしろー」
とか無慈悲なことを言われるのは、大体そういう背景があります。
何百回レベルのハマリというのは、確率的に見ればじゅうぶんありうることというのを熟練ゲーマーはよく知っているからです。
そのあと、狂ったかのようにヒキまくることだって含めて確率だからです。
・じゃあコインとかどうしたらいいのさ
ということになると思うのですが、結局のところ、これは複層構造の問題です。
スライム1000匹倒すのと、ふくびき1000回回すのとは、同じ労力では語れません。
(まあ、どっちも不毛だと私は思いますが)
どうしても欲しいアイテムがあり、それがふくびきでしか手に入らないとかならともかく、そうでないならゴールドにものを言わせて買うのが一番だということになります。
ふくびきは初めから考慮に入れない。
・じゃあチョーカーとか竜玉(だっけ? よう知らん)とかどうしたらいいのさ
迷宮だかのレアドロップについては、予算をぎりぎりに見積もらないということです。
特に、破産覚悟でコインに突っ込むというのは相当の愚行です。
レアドロップに対するプレイヤー側の定石は、基本物量に物を言わせた飽和攻撃一点のみです。
100体倒して出なければもう100体倒すつもりでかかるのです。
ちなみに、
ドロップ率5%のアイテムで20戦連続ハズレが来る確率は約36パーセント、
ドロップ率10%のアイテムで20戦連続でハズレが来る確率は約12パーセント、
ドロップ率20%のアイテムで20戦連続でハズレが来る確率は約1パーセント
です。
実際のドロップ率なんぞ私は知らんけど、せいぜいそんなもんだろ。
どの数字にしても、特にありえない数字でも心が折れる数字でもないと思います。
引くかどうかじゃなくて、引くまでやれるかどうかという話なんですよね、結局は。
ネタで「心が折れそうです><」とやるのはともかく、提案広場なんぞで「だから確率上げてください;;」とやると、一定の反発を受けることになります。
「どーせ引けないだろ。上げてもらっても。引くまで続ける気がないんだから」という訳です。
不毛なチャレンジをえんえん続ける正攻法がいいことなのかどうかは別として、そうして遊んでいるひとたちからすれば「リスクが高いことを承知で挑んでおいて、今更何言ってんだ」ということになるでしょう。
まあ、私には関係ないけど。迷宮クエ終わってないから。ハヨヤラント
・不毛とかそういう暴言はともかく
長期戦のつもりで試行数を稼ぐというのが結局正当で、結局いつかは収束します。
長期戦で大事なのは、勝てる勝負、勝負できるチャンスを取りこぼさないということです。
DQXでいえば、ゴールドでコインを買うより装備を揃える方が優先順位として上だし、1職の装備だけ揃えるより複数のキー職の装備を揃えておいた方が柔軟に機会に対応できることでしょう。迷宮やったことないから知らんけど。
フレンドさんがいないよりはいた方がいいし、チームに所属していないよりはしていた方がいい。
100人の酒場フレンドさんがいるよりは1人の交流の密なフレンドさんがいた方がいいし、どれだけ大規模でも空気ポジで片づけられるよりはちょっと小規模でも必ずキーマンとしてお声がかかるチームの方が得でしょう。
・でも、ゲームくらい好きなように遊びたいですよね
少なくとも、私はそーです。
ですから日課()と同じく、どこを捨ててどこを取るかというのをよく吟味したうえで後悔なく続けていくべきなんだろーと思います。
そういうところをちゃんと考えないと、
「私はソロです」
「でもソーサリーだかが手に入らなくて泣きそうです」
「悲しいです。誰か私に恵んでください;;」
って世間様に発信する羽目になります。
ちょっと辛辣ですけど、そうなる前に、自分のプレイスタイルだけはマメに見直しながらやってきたいなあと思います。
多少だらしないくらいならいいんですけどね。