ジンホァの冒険日誌

720日プレイ継続特典を受け取った。
二周年記念のテーマがあるうちに冒険を振り返ろうと思っていたが
その前に、魔瘴のような靄のかかった気持ちを書き綴ろうと思う。
三年目の冒険に踏み出すために。

コトの始まりは、明確ではない。
否、つい最近の日付を挙げることも出来るかもしれない。
参加していたWii版βの頃からだったとも言えるし、
初めて能動的に動いた一年と少し前とも言えるし、
現時点に直接繋がる約二ヶ月前からとも言える。
いずれは忘れてしまうことが、幾度も発生しているのだろう。
今はこれを、靄と呼んでおく。
近いところから遡ってみよう。

発端は、DQXTVのディレクター夜話のコーナーだった。
増え続ける装備品や所持品の問題について、
「捨てても再取得可能にはしていきたい」という主旨の返答に、
そうじゃないんだ、と声を上げたくなったからだ。
限界を感じて捨てるという処分を既に選んだ人には救済策でも、
捨てないまま解決策を望む人にとっては
今後の対応の方向性に危機感を抱かせる返答に感じられた。

具体例としては、装備品欄を占める14種の職業の証である。
他にも、各イベントの記念品である装備品や家具など、
受け取ったキャラクター以外に渡せないアイテムがある。
リプレイ可能なクエストでの初回限定報酬のものなら、
処分済の場合のみリプレイ報酬を変更して対応出来るだろう。
新たな装備品に記載される取得日時は、再取得時になる。
ここが、違う。
残したいのは、最初に取得した日付が刻まれた装備品であって、
同じ名称で同じ性能を持つ「レプリカ」ではない。
クエストリストにも最新のリプレイクリア時の日付が残され、
初めてクリアした記録は、冒険日誌の中の一行に埋れてしまう。
プレイに影響のない部分であり、気にしない人はレプリカ品を
必要な時だけ手元におき、不要な時は無くす方が望ましいだろう。

これは個人の価値観の問題である。
長く冒険を続け、様々なデータを蓄積させていく過程を楽しむのを
本懐とするプレイスタイルには、過去を振り返ることができる
アイテムデータの履歴は欠かせない要素なのだ。
楽しみ方は多様であるべきと考えるので、プレイスタイルの違いも
比重を置く要素の差による反応の温度差も、もちろん肯定する。
だからこそ、記録を残したいという我儘にも寛容であって欲しい。

「捨てても大丈夫ですよ」ではなく、
「捨てなくても大丈夫ですよ」が解決の方向性であって欲しい。

そんな思いを込めて考えたのが、6/25に提案広場に投稿した
「職業の証をダーマ神官に預ける」である。
投稿前の検索で「職業の証」と「ダーマ神官」を探して
重複提案が見当たらない事を確認してからの投稿だった。
要約すれば、ダーマ神官に職業の証専用の預かり所になってもらい
該当職でのみ持ち出すことで装備品欄を空かせることが狙いだ。
デメリットは、転職の際に一手間増えることと、
ズラリと並んだ全職業の証を眺められないことくらいだと思う。
後者は預けている証のリスト表示があれば解決できそうだが。
最終的な数は把握していないが、３種類の反応それぞれに
投票してもらえたし、あしあと伝言板にもコメントを頂いた。
提案自体は期間が過ぎて表示されなくなったが、
この問題の最善の解決策にはならなくても
現状の打開策にはなるのではという思いは残っている。
最善の解決策が見つかるよう願うし、また考えていこうと思う。

ここまでなら、靄に悩まされることもなかった。

...後半へ続く