魔剣士ドレア後編!
ひとつ前の「前編」を見てない人はご覧くださいね!
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/845030931294/view/7597198
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さて、前回も書きましたが。
このドレア、X(旧ツイッター)つながりのドレア系オガ娘・ジャンヌさんから「鉄鬼蒼眸」という名前を頂いた、という話を致しましたが、実はこのドレア、その前に「旧名」と「旧コンセプト」があったのです。
そして、その真意は、ver.5を全てクリアしないと理解できない、つまり「ネタバレ」になってしまうのです。
なので、日記を書くのを躊躇していたのですが、前述の通り、ジャンヌさんから大変に良いお名前を頂いたので、これを機に改名、そして「魔剣士ドレア」にコンセプトを変更、公開の運びとなりました。
だから、このドレアが日の目を見たのは、ジャンヌさんのおかげ。
ジャンヌさんには、どれだけ感謝してもし足りないのです。いや本当に。
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というわけで、ここからの話は、ver.5全体に渡るネタバレが含まれます。
もし、皆様の中に、この辺のネタバレを嫌う方がいらっしゃったならば、下の写真でブラウザバックされることを強く推奨します。
なんか最近、こんなのばっかりね(汗)。申し訳ございません。
それでは、ネタバレ。
何度もお話しした通り、このドレアには、旧名と、旧コンセプトがあります。
このドレアの旧名は「蒼い瞳の大魔王」。
そう、このドレアのコンセプトは、元々は「魔剣士ドレア」ではなく、「大魔王ドレア」だったのです。
ね? 完全ネタバレっしょ?w
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異界滅神ジャゴヌバを討ち滅ぼし、ver.5を終了した我々。
その過程で、主人公(わたしですねw)は、前大魔王・マデサゴーラ亡き後空席であった「大魔王」の座に就いた。
戴冠直後、クエスト「大魔王のお召し物」にて、主人公は「大魔王の装束」を新たに設ることになります。
デザイナーの老婆ディージアは、魔瘴に冒され、余命幾許もない状態ながら(しかも、それを主人公に隠し)、素晴らしい装束を完成させ、天に召される。
装束は、兜、鎧、籠手、ブーツ、そして…赤い瞳の仮面。
「私が死ねば、優しい貴方は悲しんで下さることでしょう
しかし、大魔王は魔界を統べるお方、そのお方が情けない顔を晒してはいけません
いつも誰かの痛みや悲しみに寄り添ってきた優しい心は、仮面の下にお隠しなさい
何故なら、貴方は大魔王なのだから」
ディージアの最期のメッセージには、こうありました(一部抜粋)。
そして時は流れ、主人公率いる魔界は、不倶戴天の敵であったアストルティアの人間たちと手を結び、共に「大いなる闇の根源」異界滅神ジャゴヌバを討ち倒しました。
魔界が魔界となった原因、魔族がアストルティアを憎む原因、その根本たるジャゴヌバが斃れたことで、アストルティアと魔界、人間と魔族は、時間はかかるかも知れませんが、争いのない、相互理解への道を歩み始めたのです。
血を流し、力で支配する時代から、相互理解の時代へ。
時代は、新たな段階へ入ったのです。
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ここで、わたし(これは主人公ではなく、あくまで「わたし」)は考えました。
「装束を新しくしたい」。
大魔王は、確かに、強くなければならない。
だから、雰囲気は、今までの衣装と大差ない方が良い。
しかし、ひとつだけ。
この瞳だけは、「赤くない色にしなければならない」。
血を流して支配する時代は終わった。
それを象徴すべく、瞳の色は、ブラッドスピネルの血の赤でない色でなければならず、しかも、その眼光は、依然として鋭く、威厳がなければならない。
そこだけは、こだわりたい。
そう、思ったのです。
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全体の構想は、比較的時間をかけずに決まりました。
「ネヴァンヘルムから覗く眼光」というコンセプトも、この時決まったものです。
それでは、それを、実際のドレアに、どのように落とし込むか。
ここがかなり難儀しました。
例によって、X(旧ツイッター)でいろいろあーだこーだやったりして、最終的に辿り着いたのが、「導師の目隠しを染める」という、現在のドレアです。
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血の赤でなく、蒼く澄んだ、未来を見つめる瞳。
アストルティアに勇者アンルシアあらば、魔界にはその盟友にして大魔王たる主人公あり。
それは、流血によらない治世を目指す、力ある者。
そのシンボルたり得る、そんな装束。
それがこのドレア、「蒼い瞳の大魔王」です。
いかがでしょうか。
感想などをお伺いできると、幸いに思います。