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野生の森ガール

あや

[あや]

キャラID
: BD162-617
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: バトルマスター
レベル
: 109

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あやの冒険日誌

2021-09-16 21:02:58.0 2021-09-16 21:03:21.0テーマ:その他

Dream of death #8(オリジナルストーリー)

この前は、加藤さんの豪邸で勉強を教えた。

ケーキもとても美味しくて、すごく楽しかった。

加藤さんって、以外といい人だなあ。


ついに今日は期末テスト一日目。

加藤さんにはポイントを大体教えたけど、どうだろう・・・全般分かっていなかったからなあ・・・


後は、本人の努力次第だ。


そして今日は、すけくんが来た。


傷跡が痛々しかったけど、痛みはないみたい。

そうだ、あの手紙のことを・・!

「ねえ、この紙・・・」

私はすけくんに謎の手紙を差し出して見せた。


するとすけくんは、
すけ「なにこれ、机に入ってたの?変なの」

と言った。

「変なのって・・。君が書いたんでしょう?」

すけ「知らないよ、ぼく」

「じゃあノート見せてよ」

すけ「持ってきてない」

「じゃあここに自分の名前書いて!」

私は自分のノートに名前を書くよう言った。

すけくんが書いた字は・・・手紙の字と同じだった。
うねったような文字の書き方が一致していた。

「ほら・・・!やっぱり」

すけ「ぼくのこと気持ち悪いと思ってる?」

「当たり前でしょ・・・!こんなの脅迫文みたいじゃん!」

段々と口調が強まってゆく。

すけ「違う」

「何が違うのよ!」

すけ「違うんだ。これは、"ぼくが自由になるためにやった"んだよ。」

「またそれ・・!?その言葉、宮司さんからも言ってたって聞いたけど、一体どういう意味なの?」

すけ「そのままだよ」

そう言って、にっこり笑う。

「もう笑わないで・・怖いから」

すけ「怖くないよ。」

「・・・・・」

私達のこのやり取りを静かにみていた加藤さんたちは、前のいやな感じではなく、普通に戸惑ってコソコソ話していた。


気味の悪い朝のあと、一日目の期末テストを終えて、とぼとぼ家路につく。

すけくんの笑顔は怖い。何かを狙っているような目・・・。

これから私は、地獄を見ることになる。
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