寒厳しき折、時節柄インフルエンザの脅威も
ふるっているため皆様お気をつけ下さい。
さて今月8日は1887(明治20)年のこの日に
もうお馴染みの郵便マークの「〒」が
制定されました。
しかし制定された当初は現在の「〒」マークでがなく
制定された逓信省(ていしんしょう)である
「T」であったそうです。
制定されたこの年、逓信省によって
「自今 (T) 字形ヲ以テ本省全般ノ徽章トス」
という告示がされました。
そして「今日からはT字型を郵便のマークになりました」
という事になったそうです。
実はこの意味の内容について恥ずかしながら私には
よく理解は出来ていませんのでおふくみおきを願います。
がしかし、制定されてからその6日後の2月14日に、
「T」から「〒」マークへと変更され、
更には19日の官報で「実は「〒」の誤りであった」事が
正式に発表されました。
何故制定されて間もない頃に誤りであり
訂正されたのかは幾つかの諸説があります。
1つは逓信省(テイシンショウ)のカタカナである「テ」より
「〒」をマークとすると決められていましたが、
発表の際「T」と間違ってしまったという説があります。
もう1つは「T」にする予定でしたが、
「T」は国際的に郵便料金不足のマークとして
既に用いられていたためにこれはふさわしくないと
指摘され慌てて「〒」に訂正したという説もございます。「
細かく挙げればまだありますがざっくりだと
以上2つが大きなその諸説となっています。
ちなみに今では耳なじみのない「逓信省」というのは
1949年まで存在した交通・通信・電気などを
管轄していた中央官庁の事を指します。
その後は総務省や郵政省(現在の日本郵便)、
日本電信電話(現在のNTT)などに変わりました。
実際のところどれが本当の諸説が正しいのかは
解りませんが今となっては「〒」マークが
一番なじみ深く親しみがあるので
それはそれでいいんじゃないかと勝手に私も
自己解釈して納得はしていますが・・・
そんなこんなでココロニヒビクかどうかは
この際置いとくと致しまして、
今では特に物販を経営されている方のみならず
無くてはならない「〒」マークへの恩恵も
ココロニヒビカセながら
今月も笑顔を絶やさず明るく生きていけるよう
前を向いて歩んでいきましょう!!
草々 ニカヨニ拝