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バトルマスター

ニカヨニ

[ニカヨニ]

キャラID
: KC180-805
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

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ニカヨニの冒険日誌

2017-06-01 06:56:46.0 テーマ:フレンド

地酒ブームとなった銘酒誕生までの秘話(前回ボツ分再校正ver.)

さて前回の執筆でボツになった分を再校正アップします。

念のため、20歳未満の方は絶対に飲酒はダメですからね!!

前回取り上げたビール類値上げについては果たして
良い結果となるかどうかは今のところまだ何とも言い難いです。

今回は過去にありましたビール以外での無意味な酒税について
触れてまいります。

前回はビール類値上げをメインに取り上げてますが、
酒税とは違うカタチでの値上げでした。

今回は日本酒を主役にして以前施行されていた酒税について、
昔は主に二級・一級・特級と【日本酒級別制度】によって
酒税額が変わりました。※実はこの級別は五級からあったそうです!?

しかし小さな酒蔵ではこの酒税を払ってしまえば
当然販売小売価格も上げざるを得なくなります。
大手酒造メーカーと違い小さな造り酒屋だと
広告やCMにお金を投資出来るほどの馬力がございません。

そのため1本でも数多く販売して顧客を掴むためには
敢えて日本酒級別制度を通さずに無監査の二級酒で販売していた
酒蔵も数多く存在していました。

これは酒税額を抑えその分販売価格を安くして一人でも多くの
顧客層(愛飲家)を確保するための苦肉の策でもありました。

また現在では幻の銘酒と言われるようなお酒も
その当時はまだ名も知れぬ無名の酒造会社が殆どでした。

ですが、以前東京池袋にありました小さな酒屋さんの
「甲州屋」様の店主である故児玉光久氏はそんな無名の蔵を
自らの足で訪問して応援していったそうです。

そこで自分が美味しいとココロから感じたお酒を
お店で販売していましたが、まだ当時は特級品が
美味しいお酒(高級酒)だという誤った認識が常でした。

そんな混沌とした時代にそれら特級品の悪酒を皮肉った文句で
「売れないお酒は社会の迷惑です。」と、
店には張り紙がありました事もかなり有名でございます。

しかし彼の努力もあって徐々に無名の蔵での良酒が伝わり、
何時しか彼の事を「地酒の戦士」と呼ばれるようになりました。
そんな児玉氏でありますが、46歳という若さで病に冒され
とうとう帰らぬ人となりました。

そんな彼を偲ぶお酒として有名なのが愛媛県にある
梅錦山川酒造様の梅錦ブランドでお馴染みの酒造会社が
「光久」なる銘酒を醸造。

そこには俳人種田山頭火氏の有名な代表句でもある
「ゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ」
と書かれた印象的なラベルが施された銘酒がございます。

こちらのお酒はかなりの限定品のようで、
私も飲んだ事はまだございません。

ですが、梅錦がとても素晴らしいお酒なので
自ずと美味しいのは間違いないと確信はしております。

こうした地酒の戦士にによる地道な活動によって
今ではあの八海山や〆張鶴などの吟醸酒ブームも
到来するようになりました。

また日本酒級別制度も無鑑査による銘酒の二級酒が広まり、
制度自体のその無意味さによってやがて50年以上続いていた
この制度も1992(平成4)年に廃止となりました。

しかしながら50年以上この制度が続いていただけあって、
今でも日本酒は特級に限るぞよと誤った認識を持つ方も居ます。
良いか悪いかは置いといて、それだけ日本国民に
浸透させたという事実は否めないと今でも強く感じています。

さて、今回は日本酒級別制度の脱線バナシにもなりましたが、
まだまだ日本人は三倍増醸造酒(通称:三増酒)のイメージで
マズイとか、翌日頭が割れるくらい痛いとか吐き気などによる
二日酔いのイメージが強いかと思われます。

本来の日本酒の醸造製法は「米・米麹・水」のみです!!

そこに味や風味のバランス整えるために一定量の
醸造用アルコールを添加したモノは認可されています。

しかし太平洋戦争時の食糧不足から誕生した日本酒は、
通常添加する以上の醸造用アルコールと味のバランスを
保たせるために糖類(水あめや甘味料)や、調味料、
それに酸味料を添加する事によって通常醸造される3倍増の
醸造が可能となりそれらが主流となった時代がありました。

これが三倍増醸造酒(通称:三増酒)と呼ばれていたモノです。
そしてすごくマズいのと、二日酔いの原因となる肝です。

もし日本酒をお見かけする機会がございましたらラベルの
原材料を是非ご確認してみて下さい。

三増酒と呼ばれるお酒には上記に書いた添加物が
必ず明記されていますので・・・

しかし、本来の醸造方法ならば一切そんな事は起こりませんし、
それに日本酒は日本ならではの美味しさを秘めたものですから
「日本酒=悪酒」というイメージが尚根強く残っている印象から
今回の執筆で払拭していただき更にはご興味を持って下されば
何よりかと思います。

それでは今宵も数ある銘酒とともに乾杯!!

草々 ニカヨニ拝
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