シャレードの冒険日誌

ＭＭＯＲＰＧなんて言葉、知らなかったアタシ。
ある日、仕事仲間からこんな風に声をかけられた。
「○○ちゃんってゲーム好きだよね？ねぇ一緒にドラクエやらない？」
「ドラクエかぁ　ファミコンやＰＳ２では、やってたけどねぇ」
「今度のは、ＭＭＯＲＰＧなんだぜ！　すんげ～おもしろいんだぜ～」
「いや、だぜ～って、言われても、なにそれ？」
「大規模多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲームの事さぁ」
「いや、さぁ～って言われても　え？じゃあ、ネットにつないで知らない
人と一緒に遊ぶ訳？　無理無理　アタシには無理だよ。人見知りだしさぁ」
「大丈夫だよ　一緒に冒険する仲間は、酒場に預けてあるキャラを使えば
見知らぬ人とやらなくてすむしさぁ」
「良く意味わかんないんですけど？？　とにかく無理～～～」
「そっか、残念だなぁ」

2012年夏　こうしてアタシとドラクエの第一種接近遭遇は回避された。
暫く平穏な日々が続いた2013年の夏のことでした。
前述の彼が嬉しそうにアタシの所にやってきて、こう言うのです。
「ねぇねぇドラクエ、今度、WindowsPC版が出るんだぜ～～～これでもう
Ｗｉｉを出張に持って行かなくてすむんだ、楽になるよぉ」
そう、彼は、ドラクエに度はまりして、出張先でも移動中の新幹線の中でも
ドラクエが出来る様、Ｗｉｉ一式を持ち歩いていたのだ（マジかよ＾＾；）
彼の熱弁は、その後も続き、一緒にやろうよとまた誘われたが、無視ｗ
そうこうしているうちに秋に季節が変わった頃、仕事仲間の○×ちゃんが
「ねぇ～あたしもドラクエ始めたんだぁ　これ、メッチャ面白いから
○○もやろうよぉ」悪魔が一人増えていた・・・・
アタシが「やる気になら無いわぁ」というと、その後、2人は、現場が
一緒になったとき、休憩時間中は、ドラクエ談義で大いに盛り上がり、
時折、チラチラとこちらを見る2人の視線にアタシはため息をつくのだった。
年も明けて2014年　2人のドラクエ熱は加熱していく様子だった。
仕事チャンとやって、こっちに飛び火しなきゃ何してても良いんだけどね

そんな感じで、遠目に2人を眺めながら、月日は流れ、秋になろうと言う頃
「な～やっぱり、一緒にやろうぜぇ絶対、面白いって」
「そうよそうよ～やろうよぉ～○○～～」
敵の攻撃が倍加した・・・・・
「やろうやろう～～」「ねぇ～ねぇ～」
『ドラクエ！　ドラクエ！　ドラクエ！　ドラクエ！　ドラクエ！』
アタシは、子供の頃ニュースで見たある宗教団体の1シーンを思い出していた。
『修行するぞ！修行するぞ！修行するぞ！修行するぞ！修行するぞ！』
・・・これが・・洗脳って言う奴？

かくして・・・2014年秋　ついにアタシは陥落してしまった＞＜
「わか～った！　やるよやりますよぉ～～～ちゃんとサポートしてよね！」

始めたのは良いけれど、そんなＭＭＯＲＰＧなんて初体験、右も左も
わかりませ～ん状態のアタシは、強そうだからと言うだけの理由で
オーガを選択。しかし、何を始めるにしてもグレン城下町ってところへ
行かないとはじまらないらしい・・・無理＞＜
で、同僚の○×ちゃんに強引に仲間になってもらってたどりついた
グレン城下町
2014年冬の事でございました・・・・・
あれから1年。　はい、恐れていたとおりどっぷりはまりましたともｗ
もともと人見知りでは有るモノの、ネットでのチャット歴は、結構、
長かった私は、少しずつドラクエの世界にも慣れてきて、ゲームと言うより
チャットを楽しむようになっておりましたｗ
そんなアタシが、ここまでになるとは、自分でも想像してなかったわｗ
これも、優しく、暖かいオンライン仲間のおかげなんだとこの一年を
振り返って思うシャレードなのでした

長文失礼ｍ（＿　＿）ｍ