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剣聖

シャレード

[シャレード]

キャラID
: BK271-183
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 133

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シャレードの冒険日誌

2019-01-24 12:35:59.0 テーマ:その他

シャレードの冒険 第10話

【ガタラ城 某居室】

「・・・・この鉱石を砕いてと・・・
そして、こっちの鉱石は・・うむ、そのままでも良いか・・・
そして、これらをつぼに離して入れて・・・・
最後にこいつじゃ ベロゴンロードというモンスターの
唾液を壺一杯に満たすのじゃ・・・」

「そんなモンスター見たこと無いわよ?」
「そりゃそうじゃろ、こいつは、この物語のシリーズ5に
しか登場しない奴だからの」
「シリーズってなに!! 」
「細かいことは気にするで無い! この城には、そういった
過去の遺物が一杯転がっておるのじゃ こいつの唾液はの、
酸性なんじゃ よし・・では、2つの石から引っ張り出している
この2本のはがねのムチをこの丸い奴のこことここにつなげれば・・・」

「あ、ランプが点滅し始めたわよ」

「うむ。 この点滅が点灯に変われば、チャージ完了じゃ。
それまで、茶でも飲んで待つとするか。 以前のドラクエでは、
クエストによっては、実時間待たされたしな」

「だから~~ 以前のドラクエとかって何なのよぉ」

「些末な事じゃ 気にしているとハゲるぞ?w」

          ・・・・・・

「ピコピコ・・ピュルピュル・・スリープモード解除・・・
システムチェックスタート・・・オールグリーン 再起動完了」

「おっ、起動したみたいじゃぞ?」

「アッシュ! アッシュ!」
シャレードは、球体を掴んでブンブンと振り回す。

「ちょっっちょっと、シャレード殿、そんなに乱暴に振り回さないで
ください。 目が回りますぞ」

「だってだって、もう2度と会えないと思ってたから。 って・・・
あんた、えらくちんちくりんになったわねぇ」

「何を言うのですか! そういうあなただって、その頭と肩の
角は何なんです?!! まあ、昔から怒ると頭に角が生えていた
気もしますけどね」

「こっちだって、色々あったのよ! とにかく! お互いの情報交換と
いきましょう」

「さようですな」

    ・・・・

「なるほど・・・シャレード殿は2度の転移でこの地に。そしてその際に
肉体が破壊され、それを再構築してくれたのがこの地の神だと・・・」

「あんたの方は、なに?5千年前にタイムスリップして採石場でリウ老師に
拾われて、修理してもらったと?」

「「う~ん」」

「「そして、再びこうして再会できたと?」」

「「う~ん」」

「「なんと(て) ご都合主義なんでしょう(だろ)」」

「ま・・まあまあ良いではないか ともあれ再会できたのだし」

「そうなんだけどさぁ まあ、考えても仕方ないかぁ」

「で? その5千年前の古代文明ってのは、どうなのよ?」

「それがですな、いやはや見事と言うしかありませんでした。
テレポート装置、動く歩道、衛星軌道上に宇宙ステーション、
未知のエンジンを搭載した戦闘機。 テラホーミングミサイル。
光子弾を使う武器等々、この世界の全てを凌駕する文明
でしたぞ。」

「うむ・・そうであろうそうであろう ウルベアとガテリアの技術を
もってすれば、世界征服などあっという間だと思うぞよ。ただ、
宇宙ステーションなるものは、よく分からんがの」

「それは、この世界で言うところのプクリポなる一族の先祖が
建築した物らしいですな」

「なん・・だと・・・あの毛玉種族がそのようなものをのぉ」

「と・・とにかく、全ては5千年前の世界に行けば、私が頼まれた
空軍も用意できるし、あたし達も、宇宙船の一つも奪って・・いえ、
作って、もとの銀河連合に帰還できる可能性があるって事ね」

「そう単純では無いと思いますが、まあ、概ねそんな感じでしょうかな」

「で、アッシュ。 あんたの機能で5千年前にジャンプできるの?」

「少々、部材を集めねばならないと思いますが、可能です」

「よし、じゃあ、5千年前への旅! それが、今回のクエストね!」

「すっかり、この世界に馴染みましたねぇ シャレード殿」

こうして、新たな目標を見いだしたシャレードであった

                           つづく

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