前回投稿した「2次関数 問題集」の解答です。
わずか8問ですが解説を入れると軽く2000文字を
オーバーしたので、その1とその2に分けて投稿しました。
その1は①~④までの解答、その2は⑤から⑧までの解答です。
① f(x)=x^2-4x+1のとき、f(3)を求めよ。
f(3)=3^2-4・3+1=-2
② 放物線y=3(x^2)+x-4をx軸方向に1,y軸方向に
-2だけ平行移動して得られる放物線の方程式を求めよ。
y-(-2)=3{(x-1)}^2+(x-1)-4
y=3(x^2-2x+1)+x-1-4-2
=3(x^2)-6x+3+x-7
=3(x^2)-5x-4
③ ある放物線をx軸方向に-1,y軸方向に-3だけ平行移動し、
更にx軸に関して対称移動したら、放物線y=x^2-2x+2に移った。
元の放物線の方程式を求めよ。
y=x^2-2x+2をx軸に関して対称移動すると
-y=x^2-2x+2,つまり、y=-(x^2)+2x-2となる。
ある放物線をx軸方向に-1,y軸方向に-3だけ平行移動して
y=-(x^2)+2x-2になるから、この放物線をx軸方向に1,
y軸方向に3だけ動かせばよい。よって、元の放物線の方程式は
y-3=-(x-1)^2+2(x-1)-2
y=-(x^2-2x+1)+2x-2-2+3
=-(x^2)+2x-1+2x-1
=-(x^2)+4x-2
④ 関数y=-(x^2)+6x+c(1≦x≦4)の最小値が-2であるように、
定数cの値を定めよ。また、そのときの最大値を求めよ。
y=-(x^2)+6x+c
=-(x-3)^2+9+c
1≦x≦4よりy=-(x-3)^2+9+cはx=1のとき最小値-2をとる。
-{(1-3)^2}+9+c=-2であるから、
-{(-2)^2}+9+c=-2 , -4+9+c=-2 , 5+c=-2
よってc=-7となる。
①~④の解答及び解説はこれで以上です。何か理解できない点や、
ミスと思われるものがあれば教えてください。
「2次関数 問題集 解答その2」へ続きます。