はいどうも、前回は文字式のルールについて教えました。
今回は、1次方程式について学習していきましょう。
パート0を見ていない方へ1次方程式を解くうえで
必要とされる2つの知識を教えておきます。
▼パート0より引用▼
① 数字×文字の場合、×を省略する。
例) 4×x → 4x
② 数字×文字の場合、数字を先に書く。
例) x×4 → 4x ※x4とは書かない。
この2つだけのルールに従えば、1次方程式を解くことができます。
方程式とはパート0でちょこっと話をしましたが、
xやyなどの分からない値にどんな数が入るかを求めることです。
例えば、「x+2=5を解きなさい。」とは
「x+2=5となるようなxの値を求めなさい。」という意味です。
これぐらいならすぐに分かりますね。xには3が入ります。
答え方はどうするか?「3~!」って書いてはダメですよ!
何の値が3ですか?yの値ですか?3という値が何を指すか
しっかり書きましょう。ですから、x=3と答えればいいわけです。
では、続いて解き方について教えます。あなたは、今
どうやってx=3と導きましたか?おそらく5-2をしましたよね。
それで合っています。でも、なんで引くんですか?
足してはいけないのですか?これから考えてみましょう。
1次方程式は本当に簡単です。あ、ちなみに1次方程式とは、
分からない値が1つで、その分からない値が裸の状態(x^1)の
方程式のことです。え、ピンと来ない?
次のような方程式は1次方程式ではありません。
(※様々な方程式の意味を書いています。1次方程式の解き方を
知りたい場合は下にどんどんスクロールしてください。)
x+y=?? ←連立1次方程式(パート2で扱います。中2の内容)
↑分からない値が2つある方程式です。分からない値が
2つ以上ある方程式には連立という言葉を使います。
a+b+c=?? ←3元連立1次方程式(パート3で扱います。中2の内容)
↑分からない値が3つある方程式です。
a+b+c+d=?? ←4元連立1次方程式(扱いません。パート3と同じ解法)
x^2=?? ←2次方程式(パート4で扱います。中3の内容)
↑x^nのnを次数といいます(nは整数)。x^2は2次式。
x=??というのは、xはx^1(1次)で
分からない値がxの1つだけ(連立とは言わない)なので、
1次方程式と呼びます。うーん、何か説得力ない。。。
まぁ、方程式の名前はテストには出ないんで。
色んな方程式を習っていくうちに意味が分かります。
1次方程式は1番簡単な方程式だと思ってください。
話を戻します。x+3=5という1次方程式を解きましょう。
xの値を知りたいんですよね。x+3の3って邪魔ですな~。
なら消してしまいましょう。ではどうやって消します?
そうです、-3をしてあげればいいんです。
x+3=5 → x+3-3=5-3 → x=2
これだけです。簡単でしょ?続いて、こういうのはどうでしょう。
3x+5=17 なんか、急に難しくなりましたが簡単です。
xの値を求めたいんです。x=??と表したいんです。
3x+5の5が邪魔なのでどけましょう。というわけで5を引きます。
3x+5=17 → 3x+5-5=17-5 → 3x=12
ここまで来れました。あと1回お掃除しましょう。
3x=12の3が邪魔ですね。どけましょう。3で割りましょうか。
3x=12 → 3x÷3=12÷3 → x=4
簡単でしょ?ちなみに、3x+5=17のときに
3で割ってもいいですが、x+(5/3)=17/3というように
分数の計算になってしまいます。なので先に+何とかや、-何とか
というのを追い払ってから割った方がいいです。その方が楽ですもんね。
次回はパート2ではなく、パート1.5です。
そろそろ2000文字いきそうですし、1次方程式は
まだ終わりではありません。今から問題を1問出します。
パート1、5で答えを教えますからぜひ解いてみてください。
<問題 1次方程式 4x-3=25 を解きなさい。>
パート1に関して、何か質問などありましたら教えてください。