フォステイル「やあ、フォび太君。久しぶりだね。」
フォび太「ち、違う!フォスえもんじゃなくて、フォステイルだ!」
フォステイル「フォスえもんのやつめ…。私は30時間も宝箱に閉じ込められていたからね。危うく酸欠で死ぬところだったよ。」
フォび太「あなたも苦労してますね(汗)」
フォステイル「ところで、私に何か用かな?」
フォび太「いえ、特に。」
フォステイル「ん?私が何故ここにいるかって?ただの居候さ♪」
フォび太「いや、聞いてないし、用もないし。」
フォステイル「遠慮しなくていいよ。そうだ、演奏でも披露するよ♪」
バタン!
フォび太は、宝箱を閉めた。
フォステイル「ちょ、フォび太君!な、何をするんだー!開けなさい!すぐに開け……」
フォび太「結局、どっちの宝箱も役立たずだったよ…。もう家に帰ろう。」
そして、翌日。
フォび太「うぅ…。フォスえもん…会いたいよ~!(泣)」
預かり所の女「あんた、店の前で泣かないでおくれよ。営業妨害だよ。」
フォび太「うわ~ん!フォスえも~ん!(泣)」
フォスえもん「呼んだかい?(⌒_⌒)」
フォび太「!?」
フォスえもん「ふふふ(⌒_⌒)」
フォび太「う、嘘でしょ!フォスえもんがいる!帰ってきたんだね!」
預かり所の女「感動の再会みたいだけど、店の前でやんないでおくれよ(゜ε゜)」
フォスえもん「全く…フォび太は私がいないとダメだな。」
フォび太「うん!嬉しいよフォスえもん!これでまたいじめられた時は助けてもらえるし(助けられたことないけど)、税金も払ってもらえるよ!やっほーい!」
フォスえもん「税金は自分で払ってね(⌒_⌒)」
フォび太「それにしても、どうして帰ってこられたの?」
フォスえもん「いや、30世紀に帰るのは1日だけだからね(0∋0)」
フォび太「………。」
1日だけ、帰ってこなかったフォスえもん!
完