タイムマシンによって、100年前の世界に飛ばされたフォび太。
なお、タイムマシンの効果は、僅か30分。
フォび太に与えられた過去での活動時間は、30分しかないのだ。
フォび太「いててて…ここは…何処?」
ギャオー!!
???「うわっ!た、助けてくれー!」
フォび太「大変だ、人が魔物に襲われてる!…でも、女の子じゃないから放置でいいや♪」
???「助けに来いや(⌒_⌒)」
フォび太「ぐへっ!」
無理矢理引っ張られるフォび太。
???「よし、共闘といこうか!人は共通の敵を前に団結することができるのだ。例え、我々が敵同士であってもな。」
フォび太「共通の敵じゃないし、あなたが巻き込んだだけだし…(汗)何だか分からないけど、もうやけくそだー!やってやる!」
ドカッ!
魔物を倒した。
???「助かったよ!ありがとう。」
フォび太「けっ、男なんか助けても一文の得にもなりやしないぜ。」
???「ところで、君の名前は?」
フォび太「フォび太です。」
???「そうか、良い名前だね。私にも子供か孫ができたら、そんな名前にしたいな。」
フォび太「全然良い名前じゃないと思うけど…(汗)」
???「そうだ、これから私の家でお茶でもしないかい?助けてくれたお礼がしたくてね。」
フォび太「いえ、僕もう帰りますので…。(タイムマシンの時間がそろそろ限界だ…)」
???「そうかい…。ありがとう。君のことは一生忘れないよ。」
フォび太「お兄さん、名前は? 」
フォ左衛門「フォ左衛門だよ。」
その時、タイムマシンの効果が切れた。
しゅわんしゅわんしゅわんしゅわん……。
元の世界へ戻るフォび太。
part4へ続く