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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2013-10-21 02:57:44.0 2013-10-21 02:58:53.0テーマ:シナリオ・クエスト攻略

帝王が望むは、至上最凶の【トリック・オア・トリート】後編

闇の溢る世界。


ここは、その【深淵】へと続く洞穴だ。


驚くほど静かで、空気は澄み渡っている・・・


空間の中心には、いつ、誰の手によってかは解らないが、
清らかな水で満たされた泉が設置されていた。


泉の中心には、謎の石碑が立てられていて、

その石碑の台座には、綺麗な花が供えられている。





石碑の文字を読み解く術を、我々は、持ち合わせていない。
ただ、石碑に彫り込まれた、
端正な顔立ちの【誰か】の横顔だけ、見て取ることができる。


髪は長く、その顔立ちは、おれには中性的に見えた。



石碑に刻まれているのは、誰なのか。

そして、この石碑に花を手向けたのは、誰なのか。







この先に待ち受けているのは、

本当に、世界を滅亡に導く【災厄の王】なのか?





疑問は残る。
だが元々、アストルティアの常識を逸している、闇の溢る世界では、
これ以上の問答をしても、答えが得られるとは思えなかった。







とまあ、そんなことを考えてる暇もないほど、

我々は【フルスロットル】だった。



この泉など、暴走した冒険者共にとっては、

ただの玩具にしかならない。

泉の水を飲み干さんばかりに、ごくごくと喉を潤す我々。



潤す、潤す。まだ潤す。

どんだけ喉潤すんだ、あんたら!

やめて!本当に、泉枯れるから!!



この泉、もって帰りたい、と、皆の見解は一致する。

どうせなら、チョッピ荒野にでも置けばいい、と、冗談混じりで笑うも、

その案は採用された。



5分ほど止まったろうか。

腹がいっぱいで動けない者、

なんか知らんが、泉の水で酔っぱらってしまった者、

ところかまわず嘔吐する者なども現れはじめた。

ああもう、いわんこっちゃないw;




おれは、皆を見渡し、口を開いた。



ザラ   『さあ、帰るかw』



モモさん 『マテ』




ああ、緊張感の、欠片もない。

でも、そんな災厄の王との戦いも、あって良いじゃないかw


こんな、おバカ集団の一翼を担えたことが、
何故かおれは少しだけ、誇らしかった。




さあ、決戦だ。


今回は、事前の策など、ありはしない。


だが、皆が熟練の冒険者。
各々が、仲間を信じて、
やれることをやりきるならば、きっと戦いは成立する筈だ。



そう、これが、モモチームの戦い。限りなく通常運転w

無理、無茶、無謀は承知の上というやつであるw





我々は、気合いの声とともに帝王に突撃した。








☆              ☆             ☆ ☆               ☆            ☆




頑張った!!

勝てた!!

良かった!!



死闘、激闘、22分。



危なかった、と言う人もいれば、
この上なく安定していた、と、言う人もいた。


一見、無茶苦茶な感想だが、きっと、そのどれもが正解なんだと、
おれは思う。



故郷の石で、主催のモモさんのゆかりの地である、レーンへ飛ぶ。

ついでに、おれはタンスでしけってた、

【打ち上げ花火】十数発を、祝砲代わりに打ち上げてみた。

これで、また、一つの大きな節目だな・・・。




☆               ☆              ☆ ☆               ☆            ☆





最後に、記念撮影をして、お開き。





参加者の皆様、主催のモモさん、


愉快、痛快なイベントをありがとうw


本当に楽しかったですw



                    ~~~FIN~~~

☆              ☆             ☆
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