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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2013-12-03 02:16:52.0 2013-12-03 04:48:42.0テーマ:その他

共に歩む。 ザラターンの考え、纏め②

ぼくのかんがえたさいきょうのりーだー


【ハネウマライダー】。


・・・ ・・・ ・・・ふw






(;゜ロ)< ああ、ちょっ!!どこ行くのロシナンテーーーーーッ!! 




理想は遠く、現実は厳しい。




☆             ☆              ☆






9月末日。



おれは、突拍子も無いことを考えた。

そのときは、ワクワクして一睡もできなかった。



同時に、まるで現実味のない話だとも思った。

【これ】を本気で実行するなど、まるで夢物語ではないか。


そして、誰かにそれを話してしまえば、
おれは、今まで築いてきたいくつかのものを、
瞬時に失ってしまうような気もした。


自分の胸の内に仕舞いこんでしまおうか、と、何度も考えた。
それならば、ただの一人の妄想で事は終わる。


しかし、ある日、
おれは、その場のノリで、我慢できずに
ある盟友にそれを打ち明けてしまった。




その盟友は、その話を面白いと言ってくれた。



しかし、その時、うちのチームは不安定な状況で、
このアイディアを打ち明けられる雰囲気ではなかった。


なので、おれはその盟友に語った。

レンダーシアの霧が晴れる頃には、
もしかしたら本当にやらかすかもしれないので、
もし、その時になって、
まだこのアイディアを面白いと思ってくれるなら、
一枚噛んでくれないか、と。


おれが特に声をかけたい盟友は、その人を含めて2人。


もしその二人がこの話に乗ってくれるなら、
おれにとって【やらかす価値】は十二分にあった。



☆              ☆              ☆



10月。



自チームの不安定や、とある出来事。
いろいろな事象が重なって、
おれは一時期、いつにもまして自己嫌悪に陥っていた。




同時に、盟友たちのことも頭をよぎる。




こんな奴が率いるチームを、誰が面白いと思ってくれる?

誰が、共に歩みたいと思ってくれる?





終わったな。



そう思った。






しかし、多くの人の優しさに触れて、
おれ自身は、どうにか立ち直ることができた。
これが、10月半ば頃の話。



素晴らしい仲間たちに恵まれたことに涙し、
改めて、自分の考えを見直す。





大陸亀はかつて、
その背に、背負えるだけのモノを背負って進もうとした。






自分自身が誰かに背負われて初めて、
その考えは、傲慢だったと知る。




おのれの器の小ささ。
一人でできることの限界。






仲間がほしい。そう思った。





おれが率いて背負って歩くのではなく、

おれの隣を、共に歩んでくれる仲間達が。




ソロの人にチームの暖かみを知ってもらいたい・・・。

その気持ちは、嘘ではない。

だが、
まだまだ本音を隠して取り繕っていた、
キレイゴトだったのかもしれない。





気の合う仲間達と、わいわい楽しくやっていけたら。

結局のところ、これだけで良かったのである。









おれの考えた突拍子もないアイディア。





それは、陸亀旅団を、一度解散することだった。








                    ~~~つづく~~~
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