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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2013-06-19 02:45:20.0 2013-06-19 03:02:56.0テーマ:その他

日誌を書いた!

昨日の出来事、まとめ。


集合写真を撮った後、盟友のクジンシーさんから連絡が入る。
どうやら武器鍛冶についての相談らしい。

おれは武器鍛冶を嗜んではいるが、その前に一冒険者であるつもりなので、武器レシピを買ったりするお金があれば、つい、装備品を買ったりする方向で使ってしまう。

しかし、武器鍛冶職人を志した理由は、いつかの日誌にも書いたように、自分で打った最強の武器を仲間に手渡して、


「さあ、これがお前の新しい武器だ!」


と、ただ一言、言い放つロマンのため(本当にただそれだけのため)なので、いつかはよい武器を鍛えたくはあるのだがー・・・
自分の貯金残高を見るとため息しか出てこない。現実は厳しいのだ;

クジンシーさんも、おれと同じような感性の持ち主だったようで、武器鍛冶職人の在り方について、わりとどうでもよい話で盛り上がった。 その時のノリもあって、クジンシーさんと一緒に魔法の迷宮に赴く流れとなった。


クジンシーさん「迷宮の者どもに七英雄の実力みせようぞ!!」

ザラ     「得意技見切られてなきゃ良いけどw」

クジンシーさん「それは・・・あかん;;」


フレ2人野良2人の混成PTとなったわけだが、
クジンシーさんは、迷宮に入るなり早々、


「プクリポ七英雄(彼のチーム)をよろしくねーーーーーっ!!」


と、叫び散らした。
恐るべき宣伝。彼は迷宮に行く度、毎回叫んでいるのだろうか。
さすが、英雄と呼ばれる男は格が違う。


一応ツッコミというか、合いの手を入れてはみたが、やはりというべきか、野良の人たちは無反応。まあ、それが普通の応対といえよう。


だが、その後も、クジンシーさんは事あるごとに喋り続けた。


普段、野良で行く迷宮では、何か変わった事がなければ、挨拶等以外ほぼ無口で済ませるおれだが、今回はクジンシーさんのノリ合わせるためにツッコミを入れ続けた。
野良の人たちはやはり無言である。
我々はさながら、寒い空気の中もネタをやり続ける漫才コンビのようになりながらも、迷宮探索は続けられた。


ザラ   (ああコレ、おれら多分、地雷ってやつだな;;)


いいだろう。おれも腹を決めよう。
クジンシーさんのノリに最後まで付き合おうではないか!


そして、地下三階の後半頃・・・


小さな奇跡は起こった。



野良の人の一人が、我々のやりとりに、


「w」


と、反応を見せてくれたのだ。
その後もその方は、少しずつ反応をしてくれるようになり、
地下四階の扉の前では


野良の人   「(トルネコの)おっさーーーーーーーん(来て)!!」


と、叫んでくれるほど、打ち解けてくれた。
我々もそれに続く。


クジンシーさん「ムチで叩くおっさーーーーん!!」

ザラ     「そっちのおっさん!!?」


トルネコのおっさんは呼びかけに答えてはくれなかったが、我々はその後もボスの【ジャミラス】を完全に流し斬り、危なげない勝利を収めた。
そして、別れの定例挨拶の後。



クジンシーさん「うるさくしてすいませんでしたw」

ザラ     「(自覚はあったのね;)すいませんw;」



野良の人はジャンプした。


野良の人   「ありがとう!」






クジンシーさんはどこまでを考えて行動していたのかは解らない。

ただー・・・




地雷扱いを恐れて型にはまった言動、行動しかしない迷宮探索は、時に【福引き券入手】や、【トルネコ遭遇】の為の【作業】である、と感じることもある。


クジンシーさんの往く迷宮探索はきっと、毎日が楽しいのだろうな、と思った。



その英雄の加護かは解らないがー・・・
その日、いつものようにガラガラを回したおれの手には、


【アトラスコイン】が輝きを放っていた・・・。



★              ★              ★

追記:そのあとクジンシーさんと別れ、自宅に戻ると、最近よく日誌を見させていただいている【Sさん】が、こちらの水やりのお返しに訪れてくれているところに偶然遭遇した。
バッタリ会って、かなり緊張したが、どうにか頑張って少しばかり話させていただいた。
実はコッソリ写真も撮ってしまったので、貼りたい気は満々だが、
多分ご本人はそれを望まない気がするので止めておきます;w
S様、お会いできてうれしかったです!今後とも宜しくお願いします!
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