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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

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ザラターンの冒険日誌

2019-07-06 18:48:32.0 2019-07-06 21:51:11.0テーマ:レベル上げ

新たなる戦技・上

双腕に渾身の力を込める。

両の足でしっかりと
地を踏みしめる。

槍を構え、精神を研ぎ澄ましー…


次の瞬間、おれは目を見開き、
目の前の魔物めがけ
力の限りの『突き』を
繰り出し続けた。

集中!

1つ、2つ、3つ…
四連衝!

槍撃は魔物の鱗を確かに貫き、
甚大なダメージを与えたようだ。


だが…違う。


これではただの
【さみだれ突き】だ。


あの日見た『彼』の技は
こんなものではなかったはず。

槍術の限界を越える。
やはり、思ったほど
簡単ではなさそうだ。

気持ちを切り替え、
おれは新たに槍を構えた。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆



~~数日前~~



「あン?
 パラディンとしての
 戦いに限界を感じてる、
 だと…? 


おれは、騎士時代の
先輩の元を訪れていた。
理由は…先輩の言葉通り。


ナドラガンドの古の竜。
召喚札の牙王。


…彼らとの激闘辺りを最後に、
おれは自らの
『騎士としての戦い』に、
満足な戦果を
得られなくなってきていた。


コインボス等の普通の強敵には、
盾と戦鎚を持ち、慎重に戦うほどの
『防衛力』は、
特に求められていない。
無論、普通に戦うことは
できるのだが…

PTへの貢献度で測れば
微妙と言わざるを得ない。


防衛軍でも、
物理的に結界門を守るという
一点に関しては誇れるが…

しかし、守りに人数を割くより
その分、攻撃役を増やした方が
結果として防衛…
あわよくば討伐しやすいという
風潮がある。


そして、魔祖の血族達のような
超強敵との戦いでは、
相手の猛攻が凄まじすぎ、
大防御などを上手く駆使せねば
防衛力も誇れるほどの利点に
ならない場合が多い。
悠長に戦える時間もない。

ならば槍持て攻撃役となるも…
攻撃役としては、他の前衛職に
2歩も3歩も劣る…
今のままの腕では、
『今後の冒険の旅』では
通用しなくなるかもしれない。


しかし…


「それで限界を感じたって…
 手前、背中のその
 御立派な戟槍は飾りか?
 なっさけねえ。


『ぐっ…!

 で、でもそれで
 先輩の事を思い出した
 わけですよ。 


…先輩は槍の名手だった。

彼の槍術は、明らかに
現在のおれの実力をも
大きく上回っていた。
彼から指導を
受けることができれば、
我が前の高い壁も、あるいは…。


『ガート騎士団第17小隊の
 橙色の竜騎士(ドラグーン)!
 とまで呼ばれた先輩の槍術、
 ひとつ、ご教授
 下さいませんかねえw


「その恥ずかしい呼び方は
 やめろつってンだろ!


まあもっとも、 
今はおれも先輩も
ガート騎士ではないのだが。
それは置いておき…

おれは荷物袋から、
1本の酒瓶を
いそいそと取りだした。


『へへ…
 エジャルナ産の上等な火酒も
 持ってきたんですが。

予想通り。
先輩の目の色が変わる。
顔が見えないので想像だが。

「チッ…しゃあねえな。

 メルサンディ地鶏焼きの
 セットも付けろ。
 それで手を打ってやる。

『ありがとうございます!


「ふん…ところで手前、
 グランドネビュラくらいは
 使えるように
 なってんだろうな?


『え?
 ええ、一応。
 まあ自分、
 光の闘気を操るのは
 あんま得意じゃないんで
 カッコ付けくらいにしか
 使えてませんが…


…騎士の奥義の1つとされる
【グランドネビュラ】は、
光の精霊力と、
自らの闘気を練って放つ技。

神話に謡われる天使や
光の加護を受けた
伝説の勇者などが
気合いと共に放てば
凄まじい威力となるだろうが、
おれのような一般的な冒険者では
威力はまあそこそこといった所。

王宮聖騎士達からすれば、
実用的な切り札と言うよりは、
『聖騎士の権威の象徴』としての
扱われ方が主だった所だろう。

しかし、そんな技が一体…?


「阿呆、ンな事ぁ
 聞いてねえんだよ…


『?


先輩は嘆息して呟き始めた。


「いいか…
 人には限界がある。

 俺は手前より強えが、
 強大な魔物や魔族どもの
 デタラメな身体能力から見れば
 そこに大した差はねえ。


『はあ…?


「だから…


 知恵を使えってことさ。

 


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆



「グレイトマーマンと戦え。
 そいつが【極意】だ。


先輩は、それだけ答えると
それ以上喋る必要は無い、
とでも言わんばかりに
立ち去ってしまった。


そして、今に至る…
というわけである。



~~ まさかの
   文字制限につき
   つづくw ~~
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