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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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ザラターンの冒険日誌

2020-03-22 16:46:25.0 テーマ:その他

騎士の挑戦① ~♪受け止めて、呼び覚ませ~

パラディン。
敵の脅威より味方を守り
戦いを勝利へと導く、守護者たる存在。

冒険を始める前、
おれはその名に 漠然とした
憧れを抱いていたものだった。



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


実際に騎士の戦いを目の当たりにし、
その存在を強く意識し始めたのは、
世界が災厄の王の脅威に
脅かされ始めた頃。


ある日の戦場。
戦士として戦うおれの隣に
パラディンはいた。

へヴィチャージで自らの重さを増強、
そしてキャンセルショットによる
精度の高い妨害術…

苛烈さを極めていた当時のあの戦場に、
ある種の安心感を
もたらした戦技の数々。


これが…騎士の戦いか。



その戦いにすっかり魅せられたおれは、
盾となる者としての修行を、
本格的に始める事としたのであった。


運良く おれの書いた
冒険日誌を読んでくれていた
腕利きパラの方に、騎士の戦技の 
その真髄を教わり…それを実践すべく
連日、仲間と連れだって、強ボスへ。


猫島の剣豪…剣聖の亡霊…
変な怪獣に…仕舞いには、
どこぞの 増える天魔。

そして、たまーに戦場を
共に駆け抜けた、自分以外の騎士達。


(゜ロ)< メラゾーマが
     着弾するまでの時間で
     後衛との距離を測れ!
     という名言w
     


…皆が、偉大なる我が師であり、
何度も床を舐めさせられた
好敵手でもあった。


そんな修行を経て、その後訪れた

真なる災厄の王…
魔竜ドラゴンガイア。
そして古の魔王、バラモス…

それらとの死闘を おれは
何とか騎士として
戦い抜くことができたのだった。



それから少し、時は過ぎ…

新スキル解放に伴い
スキルポイントのやりくりに
尻を叩かれた事もあり←

ついにおれは正式に、
パラディンを本職として
定めるに至ったのであった。


☆   ☆   ☆


そこから更に
1年半程の時を経て…


当時の騎士達の…いや
全冒険者達の最大の壁として、彼は現れた。



【 常闇の竜・レグナード 】



世界の狭間に微睡し、いにしえの竜。



その力の大半は封じられている…
とかいう話だったが、
どっこい只の人の身の程には、
それでも十分脅威であった。


覚醒段階、Ⅳ。高く、大きな壁。
一月以上。仲間達と共に、
死力を尽くした戦い。


しかしそれは本職パラとして、
冥利に尽きる時代でもあった。



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


そして現代。
あっという間に数年。


おれは本職パラとして…

えーーっと、騎士として…



(;゜ロ)。0( あれから特に
        目立ったこと
        してないんじゃね )



…まぁパラとしての活躍が
求められる戦場が少なかった、
と言えばその通りなのだが…


しかし。

我が盟友の魔法戦士のように、
ほぼ全ての戦いを、本職として
切り抜ける人もいる。
正直、その生き方、拘りは
素直に憧れるところだ。



盾となる者。

天職として自分の性格に
割と合ってるような気がしていたが…
どうやら、そうでもなかったらしい。


『 味方を守り、勝利に導く 』


もしも…その為の最適解が


『 自分がパラディン以外で赴く事 』


なら…

おれは容易に
『それ』を選択してしまうらしい。


その選択を『優しさ』と言えば
聞こえはいいが…


要は、自分のせいで仲間達の足を
引っ張るのが嫌なのである。

白い目で見られるのが
怖いのである。

おそらく単に、
人に嫌われたくないだけなのである。


無論、
修行次第でテンプレ構成を覆す活躍も
出来たりはするのだろう。

しかしそのための努力も、
別にしてこなかった有様。


(;゜ロ)< 申し開きもできねえ…



でも本職の定義なんて人それぞれ。
自分が楽しめるように
冒険するのが一番良い。
そう納得はしている。

今の自分のやり方で十分に楽しいし、
性に合っているとも思っている。
おれは【これ】でいいのだ。


良いはずなのだが…


あの日手にした、
真黒き槍を見つめる。


『お前に 俺を振るう
 資格が、本当にあるのか…?』


そう問われたような気がして、
おれは目を背けた。




☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆



【 常闇の竜が
 新たな覚醒段階に入った。】


報せを受けたのは、
そんな時だった。



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


心がざわめく。
そして少し、血が騒いだ。


この感覚を感じられる内に、
おれは再び、かの竜の
胸を借りなければならない。


それがきっと…
迷いを断つことに繋がる。


なんとなく、そう思ったのだ。



~~ つづく ~~
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