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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2020-04-12 17:27:59.0 テーマ:モンスター・ボス討伐

騎士の挑戦④ ~~ ♪火で惑わす者~ファイアブリンガー組曲2 ~~

おれは避けられたはずの
はげしい雄叫びで吹っ飛んだ。

ミスった?
腕が鈍ったか?


ともあれ、もう一度チャレンジだ。


結果は先ほどと同じであった。
回避は失敗。
おれは吹っ飛び、そして尻餅をつく。

集中してこの様、ということは…
考えられる要因は1つ。奴の

【 息を吸い込んで
 雄叫びするまでの時間 】が

短くなっている…!



ツッコミ避けとは、
戦いの神が元来想定していた戦法ではなく、
冒険者達の間で独自に編み出された
奇策である。

レグは数年の間にその特性すら理解し、
わざわざ対策を練ってきたというのか。


だが、そっちがその気なら…


気を取り直して開幕。
おれは三度レグの前に立ち塞がる。
そして同じように歩数を数えた。

11…12…そして…!

13を数えるか数えないかの所で
無理矢理ツッコミ避けを敢行する。
先の先。すなわち!


(;゜ロ)< きいええ!
     相手の技が出る前に
      退避じゃあッ!


果たして。
今度こそおれは
雄叫びから逃れることに成功した。
思惑は見事に成功。だが…

考えてみれば、この戦法はあまりに危険。

ツッコミが一呼吸遅れれば吹っ飛び、
逆に一呼吸早ければ、レグをいたずらに
後衛に誘い込んでしまうだろう。

開幕以外では、
禁じ手にした方が無難そうだ。


ともあれ、
どうにか開幕を乗り切った我々。


奴の体力が無尽蔵かと思える事。

そして奴の

【 攻撃の狙いを定め、
  行動を決定するまでの
  思案の時間 】が

短い気がする事…


それら以外は
以前と変わらないように見える。
普通に戦い続けること自体は
難しくはなさそうだ。

順調。


そろそろ体力を
4分の1は削ったか?
ここからレグの行動は変わるはず。

【テールスイング】

【 裁きの雷槌 】

この二つが行動に加わる。




僧侶は居ないので、雷槌による感電は
魔戦の【弓聖の守り星】で防ぐしかない。

ミラージュさんが
あくせくと動き回る。

タゲ判断。補助壁にFB。
クロックチャージとピオリムの維持、
雫による回復。
暇があれば攻撃と…そこに
守り星の維持が仕事に加わる。

相当忙しいに違いない。


対してパラは…
行動は基本変えなくて良い。
落ち着けば対処はたやすいはず。

…と思っていたのだが…


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


ここは
聖騎士の堅陣をかけつつ、
エンド行動に併せて
へビチャの更新と行くか。

おれは無心で構えを取った。
この辺はもはや、ルーチンワーク。

レグの行動は…テールか。
よし、このままいなしつつ
重さ更しnぶへええッ!?


不意に、身体を真っ二つにされるような
すさまじい衝撃が おれを襲った。
ロザリオが光を放ち、
辛うじて命をつなぎ止める。

な、なんだ…?

テールは確かに堅陣で防いだはず?
だがこの衝撃は紛れもなく…

朦朧とした頭でおれは必死に考えた。


うんコレ…あれだわ多分…


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆



(;゜ロ)< テール…
     2段ヒットに
      なっとるね!


しなる尻尾の一撃目が堅陣を消し…
返す刀ならぬ、竜尾返しで
おれを瀕死に追い込んだ。



(;゜ロ)< 聖騎士奥義…
     見切られてる! 


これがどう言うことかというと…

この瞬間、おれにとって
最も信頼の置けた万能防御は
【使い所を選ぶべき技】に
成り下がったという訳だ。


聖女の助けは、無い。


テールを喰らわば、死。


パラの死は即ち討伐の失敗である。


今までの癖で使うと
大変なことになってしまうだろう。

堅陣は使い所まで温存しつつ
普段はファランクスや、アイギスの守りを
最大限、長持ちさせていくしかないか。


だんだんと、
今回のレグナード覚醒の
その思惑が伝わってきた。


『 行動の癖なら何となく分かる 』

『 ここはルーチンワークでOK 』


おれは心のどこかで、
常闇の竜を侮っていたのではないか…?


彼は それに対する答えを示してきたのだ。


( 傲慢なる騎士よ、
  今一度、初心に帰れ。 )


目の前の竜は、
おれの知っているレグではない。
今一度集中し、戦いに慣れなければ
鎮めることはできない。


…といった所で…

ずいぶん短く感じられた
食事の効果時間は切れ、
その日は解散となった。


戦いの後。


残ったのは手に滲む汗と、敗北感。

反省と、楽しさ。

そして…

ワクワクする気持ち。





この気持ちを、
おれは幾度も味わってきた筈だ。



そう、真の戦いは…
ここからが始まりなのだ。



~~つづく~~
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