目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

ザラターンの冒険日誌

2020-08-09 16:37:52.0 2020-08-10 13:15:31.0テーマ:モンスター・ボス討伐

騎士の挑戦⑨ ~♪火を産みし者ーファイアブリンガー組曲3~

☆   ☆   ☆


挑戦は尚、続いていた。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


戦いの火蓋が切られたのは、
たしか3月。

少しずつのトライだったとは言え、
そろそろ消費した
『タンクハンバーグ』は、
両手の指では
足らなくなる頃ではなかろうか。


(;゜ロ)< 当初の見通しが
     少し甘かったよね。


が、ここで自らを疑っても何の得もない。

今日こそ勝つ!と、そう信じ。
今日もおれ達は 竜鱗のまゆ へと赴く。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


おれがレグナードの進撃を阻み。

鋼鉄より硬い 奴の竜鱗に
魔法戦士ミラージュが、
理力のクサビを打ち込む。

それを合図にアミ、アカリンの
魔法使い両名が、炎と氷の極大呪文を
矢継ぎ早に叩き込んでゆく…

いつも通りの戦い。

怒った竜は、翼を広げ、
詠唱中の魔法使いめがけて空襲するが…

魔法使い達はそれを
かわす。 かわす!そして……かわすッ!!


息を切らせた竜の足が一瞬、止まる。
これは行動パターンを変えるときの癖。

おれが合図を送るが早いか、
パーティに守護の星が降り注いだ。
雷による感電の対策である。

おれ達は痛い目を見た分だけ、
お前との戦いかたをその身に
刻み込んできた。

常闇の竜よ、今日こそ。
決着をつけてやる。


攻撃の手を緩めず、
反撃は確実にいなす。
避ける。かわす!かわ…あっ!


(;゜ロ)< ダイブで一人
       浚われたああッ!


ま、まあこの辺は想定通り。


竜鱗のまゆでの
活動限界時間は20分。


ま、まままだ間に合うし。

早々に立て直し反撃をはかる。

レグが憤怒し、
最初の咆哮をあげたのは、
結局残り11分を切った辺りだった。

我々の経験上、これは別段、
良くも悪くもないタイム。


(゜ロ)< びみょ?


だが、そこからは、レグがよく怒り、
驚くほど順調に戦いは進んだ。
後半に怒りが取れると、
パラディンも、実に動きが取れやすい。


ファランクス、守りの盾…
堅陣は、咆哮後の処理のために
とっておいて…
保険で不動の構えを取る。

余ったターンでネビュラとかも
しちゃうよ! って…

ふと見上げると、レグがおもむろに 
こちらを見下ろしている。

あれ?怒りは…


(;゜ロ)< 1ターン読み違えたァ!?


竜の牙が鎧を紙屑のように引き裂き、
衝撃が肩に食い込む。
ほとばしる鮮血。苦痛で顔が歪む。

だが…

返す一撃は、勢い余って空を咬みきった。
後衛から すかさず、
癒しの滴がふりそそぐ。全快。

全く、我ながら要らんことは
するもんじゃあない。
一命を取り留め、自分を叱咤する。
冷静であれ。


そこからも、レグの怒りは頻繁に取れ、
誰一人倒れることなく順調に戦いは進んだ。
これはもしかして…勝てるかもしれない?


期待を胸に戦い続ける我々。
しかし…


おかしい。

レグがいつまで経っても
瀕死にならないのだ。


(;゜ロ)< 毎回思うが
     タフだなあ、レグV!


何とか瀕死に追い込んだのが、
残り5分を切った辺り。
時間内に勝てるかどうか、
正直微妙な所である。


焦りが凡ミスをうみ、
つい大防御が遅れたりする。

が…不思議とこちらも
致命傷にはならない。

実力はともかく、天運は間違いなく
おれ達に味方している。
この戦い、出来れば落としたくはない。

同じ気持ちだったのか、隣の魔法戦士が
弓を捨て、剣を構えた。
背水の覚悟あっての事だろう。


残り時間、僅か。


FB、マダンテ!剣撃…!
炸裂する炎氷の極大呪文!

それでも竜は倒れない。


残り20秒。
次のターンは恐らく、やってこない。

最後っ屁のネビュラは…
さっきやって撃てない。ならば…!

おれは迷わず戦槌を投げ捨て、
腰の剣に手をかけた。
奴に一矢報いる攻撃が あるとすれば、
これしかない。


もしこれで倒せなくとも…
実に楽しい戦いではあった!



ありがとう、常闇の竜よ。

おれの宿敵が、お前で良かった。


おれは、本職パラディンで


      …良かった!!!



いくぞッ!不死鳥…天…!


…その時だった。
懐の竜牙石が、淡い光を放ったのは。


(;゜3)< 舞ふぅ!?


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆



常闇の竜は、再び
深い眠りの中へと落ちてゆく。


激闘、実に19分47秒60であった。



~~つづく~~
いいね! 23 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる