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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: スーパースター
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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ザラターンの冒険日誌

2021-08-14 02:19:31.0 2021-08-14 22:11:18.0テーマ:9周年記念(8/31まで)

9年、うろこのよろいのザラターン①      ~~♪ちいさな旅立ち~~

グレン領西。城下町を出てすぐの、
銅鉱石を拾えて、鉄道が見える崖沿い。


うむ…そうそう!確かここだ。
思い出してきたぞ。

…9年前の、8月某日。
おれは確かに、ここに佇んでいた。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


戦士4人の野良パーティで、
薬草片手に、ランガーオ山地から
グレン領東へと駆け抜け…
パーティを解散した、その後。


多くの冒険者達で賑わうグレンの街にて、
財布から、なけなしのお金をはたいて、
『 うろこのよろい 』一式に
装備をアップデートさせた後。

おれはひとり、この場所で、
ぼけーっと夜行列車を眺めていた。

なぜ?と問われれば、
答えは何の事はない。


…財布が空っぽになりすぎて、
サポを雇うお金はおろか
大地の箱船に乗るお金すら無くなったので
しぶしぶキラキラを拾いに出ていたのだ。

そして、近くの崖で
銅鉱石を掘り出していた時、
グレンを出発する箱船が
偶然目に入ったというわけだ。


( 少しお金を貯めたら、
  違う大陸を見に行ってみるのも
  良いかもな。 )


箱船の運行の様子を眺めながら、
うろこのよろいの駆け出しは、
きっと、そう思ったのだろう。


選んだ行き先は____


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


エルトナ大陸。


そこでおれは、
この【 風鳴き岬の空 】と出会った。


そして、おれにとってこの場所は
アストルティアで
一番好きな所と呼べる場所になった。


…あれから幾星霜。
冒険の舞台は6大陸に収まらず…

『極彩色の地獄』とも言うべき、
ナドラガンド。

ほの暗くも幻想的だった、魔界。


多くの場所を旅し、
幾つもの美しい景色を見てきたが…
今でもおれは、この何気ない場所が、
結局一番好きなようだ。

おそらくは魂に刻まれた記憶が、
非日常の美しさよりも、
どこか馴染みのある風景にこそ
落ち着きを感じているから、かもしれない。



…さて、この空に出会った頃の
うろこのよろいのザラターンは、
何を思って冒険していたのだろう。



これから始まる大冒険への希望?


今から広がってゆく世界への期待?



勿論、それらもあったろう。だが…


今となっては、
正確に思い出すことは難しいが、
きっと、そういうワクワク感よりも、
おれにはもっと、強い感情があったはずだ。


その感情は……



【 不安 】。



ぶっちゃけると、
フレンドを作る自信が、なかったのだ。


『 決して多くなくて良いんだ。
  気心の知れた仲間達と、
  面白おかしく冒険できたら。 』


…そんな世界に憧れて、
冒険者になったは良いものの…

これから先、おれは本当に、
そんな人達と出会えるだろうか?
きちんと仲良くなれるのだろうか?


当時…この世界で冒険者になる前からの
仲の良いフレは数人居たのだが、
それでも不安は払拭できなかった。


(;゜ロ)< エアじゃない
     フレを作るって…
     少なくとも、
     おれにとっては
     慣れるもんじゃあ
        無いのよ…


しかし、全く経験がないわけではない。
ここに来る以前の世界で、
おれは何とかやっていけてた筈だ。

今回も何とか やれる気もするし、
やっぱ、おれごときでは
てんで駄目な気もする。


そんなフワフワした期待と
不安を背負いながら…


大体は臆病風に吹かれて
野良募集に手を挙げられず、

時には気合いを入れすぎて
野良パーティで見事に空回りし、
案の定。

まったく0ではないものの、
あまり仲の良いフレが増える事もなく。

しばらくは、以前からのフレ達中心に
時に組んだり、時に組まなかったりで、
緩やかな冒険を続けていた。



(;゜ロ)< に、2000字に
      収まらなかったので
      続きます…
     
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