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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2013-07-06 05:24:50.0 2013-07-06 05:37:45.0テーマ:その他

日誌を書いた!

      【水やりWARS・完結編(後編)】



少女から語られた意外な真実・・・


水やりドワ子は、彼女の所属するチームの、見習い団員であること。


その子が、酒場にうっかり忘れてあったおれの【冒険日誌】を見つけて、それを読んでしまったのだということ。


そして、そこに書かれてあった、おれの水やりへのコダワリを発見して興味を持ち、いたずら半分で、隠れながら水やりをしていたのだ、と。


次々語られていく事実。少女はなおも話を続けようとする。
しかしー・・・


不意に、狩り場の空中を旋回中だった【シルバーデビル】が我々を発見し、強烈な殺気を放ちながら滑空してきた。


おれは、あわてて迎撃の体制を整えようとする。

だが、前に立っていた少女は、上空を見据えたまま、それを右手を上げて制した。


まかせろ、とでも言うつもりなのだろうか。



銀の悪魔は手強い。多少腕に覚えがあるとしても、一人で戦うには分が悪すぎる!

そう語りかけようとするおれだったが、その台詞を実際に喋ることはできなかった。


少女の放つ【闘気】が尋常ではなかったからだ。


少女は静かに目を閉じ、身体に不釣り合いな大剣を大上段に構える。
次第に剣先に【闘気】が収縮され、剣全体が輝きを帯び始めた。




程なく、銀の悪魔が奇声を発しながら腕を振り上げて、少女に突撃する。


           その刹那・・・


少女は目を見開き、雄叫びを上げながら両手剣を振りおろした。


【渾身の一撃】は見事に銀の悪魔を捕らえ、
あわれ悪魔は地に叩きつけられた。


流石に一刀両断、とまではいかないものの、大勢はすでに決しているのは誰の目にも明らかだった。





程なく戦闘はおわりー・・・
少女は一息つくとおれの方を振り返り、人なつっこい笑みを浮かべた。


おれもとりあえずは笑みを返すが、多分ひきつっていたことだろう。


そういえば、この少女の噂はどこかで聞いたことがある。

ウチと同じメギストリス王国管轄で、ウチよりも数段上のランクに位置するとあるチームに、その名があったような気がする。


そんな強豪チームの【ご令嬢】に目を付けられていたとは、果たしてこれは幸運なのか、はたまたー・・・



★              ★                ★ そのあと、おれはその少女につれられて、
ついに【水やりドワ子】と対面を果たした。


お花の名前を持つそのドワ子は、おれと会ったときこそ、ばつの悪そうな顔をしていたが、すぐに打ち解けてくれた。


そもそも、おれは水やりを受けこそすれ、謝られるようなことはされていないのではあるが・・・;


ドワ子と【盟友の誓い】を交わし、おれはついに、彼女の畑へと案内された。 うう、おれがこの日をどれだけ待ち望んだことか・・・;;


おれの気持ちを知ってか知らずか、ドワ子はおれの足下でうろちょろしながら、


まだ、どわどわ言っている・・・。


ちなみに、Vロングッズが彼女のお気に入りなのだそうで、

おれの家においてあったラグは、からかい半分では無く、純粋に欲しかったので買って帰ったということだった。


そんな彼女の家を、あとで何となく訪問してみたらー・・・


やっぱり、そこそこの、


【竜の巣】だったのね・・・・;


Vロングッズ欲しかったら、【クラボッコ製作所(バックナンバー参照)】から、好きなだけ持ち出して下さい;;




             ~~~FIN~~~
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