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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 138

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ザラターンの冒険日誌

2026-02-14 22:23:24.0 2026-02-15 09:41:29.0テーマ:その他

サバの味噌煮(6)(※ver7.2までのネタバレ注意)

アズランの駅から、大地の箱舟に揺られて
ひたすら西へ、西へー…

しばしの鉄道の旅を終え、地下の駅から出てきた
おれ達を出迎えたのは、午後の眩しい日差しと、
荒涼な大地にそびえる巨岩をくり抜いて造られた
無骨な街並だった。

ここはオーグリード大陸、グレン王国。
…その城下町。

おれにとっちゃあ、駆け出しの頃に
冒険の拠点にしていた、第二の故郷のような
勝手知ったる街でもある。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


『 よぉー…し!
  今日こそ勝つッ!!


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


『 おう来い!


町はずれ。
鉄道の旅で鈍った身体を慣らすべく、
おれはクーと、剣の試合に勤しんでいた。

人気の無い荒野に、
気合いの声と剣戟の音が響き渡る。


今日に限らず…最近では、
クー自身に請われた事もあって、
ちょっとした空き時間などに、おれはよく
彼の剣の稽古に付き合っていたりする。

結構な年季の差もあるし、
まだまだ一本取らせるつもりは無いがー…


『 う、おっ…!?


…しばし打ち合いながら
そんな事を思ってる間に、
思いがけず鋭い突きが飛んでくる!

僅かに上体を捻って
脇をすり抜けてさせる。が…
こちらが充分に体勢を整え直す前に
返す刀の一閃が迫る!


『 でぃやあぁーッ!!

( ちょ、ちょ待っ…!


…なんて…早々情け無い声は聞かせられない。

先輩の安いプライドが冷静さを取り戻させ、
こちらも咄嗟に刀身を引いて
巻き打つようにクーの剣を捕え、弾き飛ばす事で、
この場はなんとか事無きを得たのだった。


『 くう、まだまだ届かないかぁ…!

『 いやいやいや、
  結構ヒヤッっとしたぜ今の。
  やっぱ剣才あるよ、クーは。


今はともかく…ほんの3年後くらいには、
一本取られるどころか、剣士として完全に
抜かされてるかもしれない。

そう思わせられるようなオーラを
彼から感じている今日この頃である。

いやはや全く、
いつまで壁として立ちはだかれることやら…


そんな我が心中知らず
悔しがるクーを尻目に、
密かに自らの鍛錬を誓い直しているとー…


『 ザラさんだけ師匠面、ずるい!


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


『 詩の才能はどうかな?
  ちょっと歌ってみ?

  “ らら~♪
    みぎてに てつのツメ~♪ “ 

  …はいっ!

『 え、ぇえ~…!?


知らぬ間に…
吟遊詩人の無茶振りが始まっていた。


『 “ ボエェ~ー…♪“
『 あ、ごめん。
  あるよね向き不向きって…

『 秒で見限られた!?


…この後、彼はツキモリから
簡単な魔法学の基礎も学んでいたようだが…

どうやら歌と同じく、
呪文の才能は全く感じられなかったらしい。

クーはこのまま素直に、
剣の腕を中心にを伸ばしてゆくのが
良さそうだ。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


さて、鍛錬で良い感じに腹を減らした後は…
お待ちかねのディナータイムだ。

故郷の大陸という事もあり、
今回のメニュープロデュースは 
おれに一任された。


( うーむ、皆に喜んで貰えそうなのは…


寒いグレンの夜には、やっぱ芯から暖まる、
野菜ごろごろ、オーガニックトマト風味シチュー…?
それとも、オグリド料理の定番、
ごっつい肉を串にブッ刺した
『オルセコ串』こそが無難か…?


( いや、まずはやっぱり…


逡巡のち、おれは高級オグリド料理店の前から
皆を連れて、きびすを返す事にする。


『 駅前の肉屋で売ってる
  『揚げたてメンチカツ』!

  安くて、ボリュームあって…
  素寒貧な駆け出しの頃に
  ここのメンチカツにゃ
  ずいぶん世話になったんだ。

  下味は充分に付いてるから、
  ドレッシングは何もかけずに、
  まずはガブっとやってくれ!

  
『 へー、思い出の味ってヤツ?

  んー…!?うまっ!
  外ザクッ!でも中の肉汁すごっ!!
  そんでほのかなスパイスが鼻を抜けてー…!


エスタータに続いて、皆一様に歓声を上げる。
どうやらプロデュースは成功なようだ。


『 うむ!
  これこれ、懐かしいな、この味だ…
  もちろん定番料理も良いけど、
  こういうのを皆に知って欲しかったんだよ。

『 これぞ地元の味、というやつですね!


…腕を組んで、うんうんと
感慨に浸っていたその時だった。

ふとツキモリが、我が肩を叩いて不敵に笑った。


『 おい、鬼…
  僕は初めて…
  お前を大した奴だと思った。





…………




『 ……こ、こんな事で?
  てか……えっ?

  ……はじめて??



~つづく~
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