まだらくも糸
消費アイテム
効果は敵の素早さを下げる(範囲は作品によって異なる)なのだが
Ⅶのみ「敵の行動を1ターン封じる」という強力なアイテムだった。
FC版Ⅲではフィールドの敵には例外なく全て効く(逆にボス敵には絶対に効かない)
メタル系のモンスターが出てきた際に投げると2ターン目以降が有利になった。
Ⅹでも素早さを下げる効果で登場しているが使ったことない人は多いのではないだろうか?(「クモノ」の効果だったら面白かったかも)
名前の由来はまんまクモの糸の他に「アイテム物語」というドラクエのアイテムのマル秘エピソードを書いた短編集では「夕焼けでまだらに染まった雲から着想を得たホビットが編んだ糸」という設定があったりもする。
オーブ
不死鳥ラーミアをよみがえらせるための6色のオーブ、Ⅹではシルバーオーブを除く5種類が登場
Ⅲではこのオーブを探すために世界中を回ることになる。
Ⅹでは強ボスの討伐報酬として入手可能、バザーで99個まとめ売りされていたりと神々しさがまったくない。
強ボス実装時は難易度も高く移動時間もかかったのでかなりの高値だったが
プレイヤーの戦闘力の強化、強戦士の書の実装、オーブの入手条件緩和、日替わり討伐の対象等で手軽に入手できるようになった為全盛期ほどの値はつかなくなった。とはいえ数か所まわれば結構なお金にはなるので開いた時間に少しやるだけでもそこそこ金策にはなる。
盗賊の鍵
シリーズ定番の鍵でⅢの登場以降はⅤを除けば登場する。
重要アイテムの位置づけだが一部の作品では入手しなくてもクリアには問題のないアイテムでもある。
Ⅲでは冒険の序盤で手に入る。鍵を手に入れることで魔法の玉をくれる老人の家に入れるようになるのだがリメイク版ではレベルを上げてアバカム(カギのかかった扉を開ける呪文)を覚えて入ると台詞が変わる。
これを試すにはスライムよりやや上程度の敵を倒し続けて魔法使いのレベルを35前後まで上げる必要があるのでかなり大変だが台詞が変わるだけで特に意味はない。
Ⅹではクエストをクリアすると手に入るが実装当時はクリア条件がめんどくさく「呪われている状態でクリスタルハンドを倒せ」であった。当時は地中ゴーグルも無かったのでシンボルを探すのも大変だったりする。
3.0からは「おはらい」が多くのプレイヤー(サポ)が所持しているので条件から外されクリスタルハンドを倒せばいいだけになった。
冒険の書
いわゆる「セーブデータ」
昔は王様や教会の神父様しか持っていなかったのでセーブをする時には会いに行かなければならなかったがⅩではオンラインの世界に旅立つ際に渡される。プレイヤー自身が冒険の書を持っているのでいつでもどこでも冒険を中断することが可能となった。
初期村の冒険を終えると冒険の書の表紙に「一人前の冒険者の証」が刻まれる。余談ですが実は種族によって刻まれる証の形が違う。
【呪文・特技】
デイン
デイン系の呪文は勇者専門の呪文という感じだが最近ではそうでもなく勇者以外も普通に使える。
Ⅹでは現時点ではプレイヤーは唱えることができずアンルシアや一部モンスターが使う
下位呪文のデインはモンスターズシリーズからの登場でナンバリングではⅩが初登場となる。
バシルーラ
仲間を強制的にPTから外す呪文(外された仲間はルイーダの酒場へ送られる)
Ⅲではバラモスが使っていたがⅩでは使えなくなっている。
これにはちょっとした裏設定がありましてプチバラモスの説明を見ると「ある魔女の一族に魔力を奪われた」とかかれています。
この魔女の一族の末裔こそがバシッ娘なのである。(公式資料を参照)
魔王の力を奪って商売にする辺りなかなかタフな一族である。
お金を払えば世界の果てまでひとっとビュン!
ドラゴラム
竜に変身する呪文、Ⅹでは呪文自体は登場はしていませんが竜化するキャラクターは何人か登場する。
個人的には竜化するときはドラゴラム!と叫んでるイメージ
ラナルータ
昼夜を逆転させる呪文、Ⅹではプレイヤーではなく世界が中心に時間がまわっているので登場はできなかったのだが
妖精図書館クエスト第1話の演出で登場し古いファンを喜ばせた。
シャナク
呪いを解く呪文、Ⅹには「おはらい」があるので登場しなかったのだが夢現編の演出で登場
無駄にかっこいいポーズで シャナクッ!と唱えるシーンが印象的
唱えた人はあの人だよ・・・ほら・・・え~と・・・あいつだよ!
いてつくはどう
全体の有利状態を解いてしまう特技
シリーズ定番となる技の一つでⅢのラスボスが初めての使い手、以降の作品でもラスボスは必ずこの技を使うようになる。
シリーズを重ねるごとに使い手は増えてきて最近では中ボスクラスやザコ敵でも使ってくることが増えてきた。