今回からⅣモンスター編
アームライオン
FC版時代では体格が分かりづらかったがⅩでは3Dで登場するので全体図が分かりやすくなった。
Ⅴでは仲間にすることも可能だがステータスの伸びも悪く、覚える技もしょぼく見た目に反してかなり貧弱(しかもリメイク版でも弱い)
Ⅹでは1stではオルフェア地方東の限られたエリアにしか出現しなかった。
2ndではレビュール街道北にも生息するが後ろ姿がバッファロンと似ていてややこしい。
余談ですがⅣの移民の街に送ると分類が「ライオンボール」となっている。
おそらく当初のデザインはライオンの頭に8本の手足がひっついた球体型だったのだと思われる。想像するとすっごいキモい!
あばれこまいぬ
Ⅳの第2章の序盤にでてくるちょっと強めの敵、テンペの村のボスのお供としても登場するのでなかなか印象深い
Ⅹではアズラン地方に生息する他にしぐさで「こまいぬ」に化けることも可能。
アンクルホーン
ⅣだとHPが減ると体色が変化し怯えだすというなんともマヌケな特徴があった。残りHPで行動が変化するという意味では昨今のボスに近い性質。
Ⅹでは2ndのラストダンジョンで中ボスポジションで登場する。ここで登場するものはHPが2万近くあり状態異常の類は使わずにガンガン攻めてくる敵だった。
またHPが減ると怯えるどころか「激怒」状態になるという豹変っぷり
3.0以降はザコ敵として登場するようになりHPも抑えられた。シンボルとしてぶつかると「うおぉおお!」とおたけびを上げてくるので少し怖い。
イエティ
毛むくじゃらの雪男で両手を掲げて長く出した舌が特徴、Ⅳだと敵として初登場する他NPCキャラとしても登場するなど扱いが良い。
「うおーん うおーん。」と鳴くのが特徴。
Ⅹでは下位種のデザートゴーストに下剋上されてしまった。うおーん うおーん。
また提案広場においてイエティのアイコンを使ってコメントしていた運営スタッフ「べま~」に対して
「舌を出していて馬鹿にされているようで不愉快」という苦情が来たことがある。
その後、舌を出さずに手をおろしたなんともいえない表情のイエティのアイコンを使いはじめ「こんなイエティ嫌だ!」という苦情が来たというエピソードがある。
いしにんぎょう/つかいま
Ⅳに登場するモンスターでどちらも4章でしか戦えない。
リメイク版ではモンスター図鑑の要素が出たのでFC版の5章では戦えなくなるモンスターの多くは再登場の機会があるのだが
この2体だけは再登場しない。設定ミスなのかと思ったがPS以降のリメイクされたものでも修正されていない。
Ⅹでは現状は図鑑埋めがやや難しい敵としては「Vロン」系が挙げられる。
いたずらもぐら
Ⅳでは序盤に登場し特徴的な動きは無い
Ⅷ、Ⅹでは「序盤でテンションを溜めてくる敵」というポジションを得た。
Ⅹでは仲間にすることもでき当初はモンスター自体のマイナーさに加えてAIの動きが悪く
微妙な位置づけだったが追加スキルやAI見直しにより大幅に改善された。
キングスライム
Ⅳで初登場し以降ナンバリングでは皆勤賞(ちなみにFC版Ⅳだと4章でしか戦えない。リメイク版では5章でも出現する)
元々は合体スライム(名前は作品によって若干異なる、見た目はスライムと同じだが戦闘力がやや高い)が8匹集まって変身した姿
合体の際は簡易とはいえ「動き」があったのが当時としては斬新だった。
Ⅹでは合体スライムは登場せずにキングスライムが単独で登場する。
フィールドでは遠くにいるクイーンスライムを見つめたりと微妙に芸が細かい。
グレイトライドン
下位種のボーンナイトなどは以降もチラホラでていたがこいつだけはハブられておりⅩで久々の登場を果たす。
当時の日替わり依頼書では「高額だが夜にしか出没しない」というものだったので好き嫌いが分かれていた。
Ⅳでの名前が「グレートライドン」
サイおとこ
Ⅳには他にも「はえおとこ」「とらおとこ」が存在したがⅩには「サイおとこ」しかでてきていない。
だがⅡにでてきた「ミイラおとこ」は出てくる。
図鑑によると「サイおんな」も存在することが判明し
3.1において「ライノス・ルージュ」と呼ばれるサイおんなが遂に現れる。「サイおとこ」とは比べ物にならないほどの実力者
サブナック
あばれこまいぬの上位種、5章ではあばれこまいぬが生息していた地域に現れることから
Ⅳにおいては進化の秘法によって強化されたあばれこまいぬという可能性が高い。
ちなみにサブナックの元ネタは「ソロモン72柱」の悪魔の名前から
サブナック以外にもこのソロモンが元ネタの敵はちょくちょくでている。
続く