バルザック(バルザック+)
Ⅳではマーニャとミネアの父エドガンの仇、錬金術師だったエドガンが研究の過程で発見し危険視した「進化の秘宝」を奪い取り自らに施した。
当初はキングレオの配下だったが後に更なる進化を遂げてパワーアップする。
キングレオを倒した後にすぐに戦えるが強さは段違いで
完全2回行動でヒャダルコと氷の息を連発してくる。
マホトーンは効かないのだがクリフトがそれを理解するまでは頻繁に唱える。(味方の中に敵がいる状態!)
ついでに毎ターンHPが回復するという鬼畜仕様
Ⅹで登場する姿はバルザック+(リメイク版での名称)時の姿
Ⅹではオフライン編やすごろくのボスで登場、また魔塔の錬金術絡みの本にもチラッと登場。
余談だが進化の秘宝で作られた生物は「非生物」的な扱いらしく一部の作品では物質系(デスピサロやエスタークも同様)に分類されることもある。
鬼棍棒
Ⅳの終盤に登場するザコ敵
バルザックと似たような姿をしているがこれは「バルザック型の量産が可能になったもの」というのが公式設定
Ⅹでの情報を併せて考えるとベースとなったモンスターは鬼小僧である。
しかし見た目の厳つさに反して攻撃はミス(攻撃力が低すぎてダメージが与えられない)or痛恨の一撃(元の攻撃力が低すぎるので大したダメージにはならない)という完全に見かけ倒しの魔物、異様にHPだけは高く時間だけがかかる相手だった。
Ⅳでは不遇だったのだがJOKERシリーズにおいては攻撃力の高いモンスターとして登場しバランス崩壊レベルの大人気モンスターとなる。
Ⅹではムービーに登場したりする。真・災厄の王に襲撃されるシーンは大迫力である。
ギガデーモン
Ⅳの終盤においてデスキャッスルの結界を守る魔物の一匹
結界を守る祠の中では唯一トラップ装置(ダメージ床など)が仕掛けられていたり、だまし討ちをしてきたりとなかなか卑劣な印象
FC版ではバルザック+と同じ容姿をしているがリメイク版以降は紫ベースのカラーリングとなった。
設定上ではバルザック系の完成系なので強いはずだが戦闘では無駄行動が多く苦戦する要素が無い。勇者一行が強くなって相手にもならないという演出のようなものだったのかもしれない。
Ⅹでは武闘家クエストの中ボスとして登場
ヘルバトラー
Ⅳの終盤においてデスキャッスルの結界を守る魔物の一匹、倒すと奇跡のつるぎを落とす。
Ⅴではラスボス手前で中ボスとして登場したり隠しダンジョンでザコ敵として現れたりする。
隠しダンジョンで出現するものは超低確率で仲間にもできて仲間にできた場合は最高戦力の一人になる。(ただし成長は遅くこいつを仲間にできるならすでに相当やりこんでいるでいるのが難点)
Ⅹでは2.1の最終ボスとして登場する。どの作品でも高い戦闘力を誇るが常に自分より強い主君に仕えているモンスター
「闘士」と「執事」で2重の意味でバトラー
エスターク
Ⅳに登場する地獄の帝王、眠っていながらも驚異的な戦闘力を持つ魔物
神話編の「災厄の王」がこのモンスターと似ていることから災厄の王をエスターク(エセターク)と呼ぶ人もいる。(8人で戦うのも導かれし者たちを彷彿とさせる)
Ⅹではモンスターとしては登場しないが家具・庭具で登場する。
なおⅣでは青系のカラーリングだが他の作品では茶色系である。最近はエスタークと言えば茶色が一般的になってきている。Ⅹでは家具は青系、庭具では茶色系となっている。
またⅤではドラクエにおいては初となる「隠しボス」として登場している。
JOKERシリーズでは代々隠しボスのようなポジションで登場しており既定のターン以内に倒せば仲間にできる仕様
デスピサロ
Ⅳの最終ボス
魔族の王ピサロが恋人ロザリーを失った哀しみと人間に対する憎悪から実験段階の進化の秘宝を自らに施した姿
理性や記憶を失ってしまったが人間を根絶やしにするということだけは覚えており導かれし者たちと対峙する。
身体がつぶれては再生するという演出はFC版においては頑張り過ぎな印象
Ⅹでは直接の登場はしないが七夕イベントの屋台にお面が並んでいる。(いつか買える日は来るのだろうか・・・)