不定期コスプレシリーズ第22弾・・・
DQⅩといえば「エックスくん」
でもエックスと言えば・・・もう一人・・・
そうロックマンX!
今回はエックスのコスプレかと思わせて・・・
元ネタ:アジール(ロックマンX2)
武:フォトンサーベル(ピンク) *染色はダイヤ
頭:シュバリエハット(バニラ・バイオレット)
上:まほうのよろい上(バニラ・アメジスト)
下:シュバリエメイル下(バイオレット)
腕:プラチナのこて(アメジスト)
足:鉄壁のグリーブ(バイオレット)
顔:なげきムーングラス
フォトンサーベルの染色まで原作再現です(高かった)
全て戦士で装備できる防具を使っています。
原作はカプコンの人気アクションゲーム『ロックマン』の外伝作の位置づけとして登場した作品
ロックマンからおよそ100年後という設定になっている。
従来のロックマンと基本操作は変わっていないがダッシュや壁蹴りといった疾走感のある操作性が魅力
X2は1994年にSFCで発売され絶妙なゲーム難易度と当時の水準でトップクラスの美麗な画面演出からシリーズの中でも特に高い評価を得ている。
キャラ解説
エックスと敵対する「カウンターハンター」の一人で理知的な喋り方が特徴
武器はビームサーベル
敵地での諜報活動を得意としており
戦闘能力はカウンターハンター随一と言われるほど高くスピードを活かした剣技が得意な切り込み隊長
ゲーム内では2回戦う機会がある(1回目はスルー可能)
という設定だけ見ると強キャラ感がありますが・・・
ゲーム内では率直に言うと・・・弱い!
カウンターハンターはアジール以外にバイオレンとサーゲスがいますがこの二体に比べて明らかに弱い!
余談ですがこの3体は
バイオレン(鉄球使いの脳筋) サーゲス(策謀に長けたブレイン)
アジール(実力派の剣士) とガナン帝国三将軍と設定がダブってます。
3体の中で設定上は一番強いはずのギュメイが一番ラクと言われるのも同じですね。
――
アジールは攻撃パターンが2つ(ダッシュ攻撃と衝撃波)しかないので容易にパターンハメをすることが出来てしまう。
ダッシュ攻撃はエックスが地上にいないと使わないので壁蹴りでやや高い位置に待機すればアジールにジャンプしての衝撃波(着地後に隙ができる)を誘発させることが可能で
攻撃に合わせて素早く壁から飛び降り攻撃→すぐに壁によじ登る!の繰り返しで勝ててしまうのである。
壁によじ登るのが遅れるとダッシュ攻撃を仕掛けてきますが攻撃力は低めなので多少のミスで負けることはないです。
もちろん手慣れた人ならノーダメージ撃破も可能
撃破しても決着ならずで再戦を匂わせて去っていきます。
そんな彼が再び姿を見せるのはゲームの終盤
パワーアップした姿でエックスの前に現れるのだ!
その名は『アジールフライヤー』(通称:アジフライ)
衝撃的なのはその容姿!
端的に言うと『空中に浮いた横倒しの筒状のものの真ん中にアジールの顔(ドヤ顔に見える)が付いただけ』である。
↑大雑把なイメージ図(これが宙に浮かんでると思ってください)
最初に対峙した時から手も足もサーベルすら無くなり顔だけしか原型を留めていないという意味不明さ
ゲーム内や公式設定でもアジールがなぜこの姿になったのかは一切語られないという設定の雑さ
そしてパワーアップどころか弱体化したその能力!
攻撃方法は飛び攻撃をはじめいくつか多彩になったものの
いずれの攻撃もかわしやすい上にアジール自体がでかくて動きが単調なのでこちらの攻撃を当てやすくしかもアジールより高い位置にいけばほぼ安全地帯となっています。
弱点武器としてマグネットマインが有効となっていますが通常のバスターで充分です。
得意技である「スピードを活かした剣技」は全く活かされていません
さらに一つ前のボス「サーゲスタンク」が強敵であることも彼の貧弱さに拍車を掛けます。
DQで例えるとギュメイ将軍がキャットフライになっちゃったぐらいのありえなさです。
最期の台詞は「まさか・・・こんなはずでは・・・」
――なぜ勝てると思ったのか
そんなネタ要素まみれのアジフライですが
さらに悲惨な要素が!
Xシリーズには「最強の隠し装備」というものが恒例で登場して
X2では条件を満たしてアジールフライヤーステージの隠しエリアに入れば
ストⅡでおなじみの「昇竜拳」を会得することができます。
上昇アッパーで完璧に決まればボスですら即死させる威力です。
そんな最強技を会得した直後に現れるのが・・・
空を飛ぶ図体のデカい・・・試し打ち用のサンドバック
戦闘開始! 昇竜拳! 戦闘終了! ――この間1秒!
「まさか・・・こんなはずでは・・・」
南無・・・