新転生かわいいですね!ポンポコー!
ということでタイトルにあるように・・・「かちかち山」という民話について
絵本などでは
畑にイタズラをするタヌキを捕らえた老夫婦
タヌキは反省してるというので縄をほどいたらおばあさんにケガを負わせ(または殺害して)逃亡
悲しむおじいさんの前にウサギが現れ代わりに敵討ちをするという
ウサギはタヌキに薪を背負わせ背後から火打ち石をかちかちと鳴らして火をつけ火傷を負わせたり偽の薬を塗って苦しめたりとえげつないことを・・・
最終的にはタヌキを泥の船に騙して乗せ溺れ死なせて敵討ちに成功する(話によっては懲らしめられたタヌキが反省する)
だいたいこんな話になると思います。
プックスも子供の頃に絵本で読んだのでこの内容を記憶していたのですが最近ふと調べたらとんでもない事実が判明!
子供の頃に読んだ内容と・・・違う!!!!!
絵本の内容は子供向けにマイルドにしたもので元が超グロかった!!!
元の話では
畑を荒らすイタズラタヌキを捕らえたおじいさんが
おばあさんにタヌキ汁を作ってくれと持ち帰る
おじいさんは畑を直すと言い再び出かける
タヌキ汁の準備をするおばあさんを言葉巧みに騙して縄を解くと・・・
おばあさんを杵で撲殺!おばあさんを解体して肉を鍋に投げ入れ煮込んで
「婆汁(ばぁじる)」を作る。(★3ができた!)
タヌキはおばあさんに化けて何も知らずに帰ってきたおじいさんにそれを振る舞う。
おじいさんが食べたのを見届けると正体を明かして
「婆汁食べたw婆汁食べたw流しの下の骨を見ろw」とおじいさんを煽りまくって逃亡!
というサイコパスすぎる行動を取ってるそうです。
子どもが知ったらトラウマになりかねない猟奇的展開ですね・・・
この後の展開は絵本との差異はないですが強いて言うなら溺れたタヌキを艪(ろ)
で押して溺死させてます(ウサギの殺意も怖い!)
「悪いことをすると報いを受ける」という話の要点は絵本も同じですが
元の話は情操教育に悪そうですねw
と、ここで言わなければならないことがあります・・・
倒すと「たぬき」の肩書きが貰えますが彼はラクーン(raccoon)・・・つまりアライグマでありタヌキ(raccoon dog)ではなかったりします!
おばあさんの仇じゃないのでオーバーキルはやめてあげてね!
(補足:海外ではタヌキは珍しくアライグマと混合されてるのでラクーン=タヌキを指す場合があります)