録画していたのを見たので感想でも
アニメ分だけでなく原作(全37巻)を読んでる前提でのネタバレトークなのでアニメ版が初ダイとなる人はご注意ください。
元々「ダイの大冒険」は当時の最新作であるDQ4の宣伝目的の読み切り作品「デルパ!イルイル!」でした。
*読み切りの終盤でDQ4のモンスター達が魔界の珍しいモンスターという設定で登場します。キングスライムも当時のDQ4の印象深い演出の再現ですね。
これが好評を得たので連載化を前提とした新たな読み切り「ダイ爆発!!」を得て連載が始まった作品です。
プックスが4歳ぐらいの頃に一度アニメ化していますが
こちらは俺たちの旅はこれからだENDで打ち切りでした。
そんなダイが大復活!
放送時間帯的に子供向けですのでムフフなシーンはカットされそうなですが世代的に親子で楽しむ人もいるだろうから大人と子供両者の心をガッツリ掴もうというグッズ戦略が見えますね。
一方で過去の名作をリメイクするとどうしてこうなった・・・パターンもあるので期待と不安が半々です。
原作が完結しているので内容にアレンジを加えやすいとは思うのでその辺もみていきたいと思います。
冒頭
アバンとハドラーの死闘からバーン様やバランなどチラ見せしてくるいきなりのアレンジ!
主題歌
欲を言えばすぎやまこういちでやってほしかったというのが正直な気持ち!
デルムリン島の魔物たち
当時はいなかったDQ5以降に登場するのも何体か増えています
DQ10からはトンブレロを確認
ダイ
担当は種崎敦美さん。少年っぽさがあっていいと思います。
偽勇者一行
でろりんが下野紘さんだ(笑)
最近だと鬼滅の刃の我妻 善逸などで人気ですね。
ずるぼんは日笠陽子さん!DQ関係だとミネアの声を担当しています。
ちなみに旧ずるぼん役の江森浩子さんもその昔あったCDシアターシリーズでミネアの声を担当していたので狙った配役かも?
イオラ
原作でもそうですけどイオラを唱えるでろりんって割と強い説(笑)
モデルのⅢ勇者の基準で考えるとレベル30ぐらいで会得する呪文
攫われたゴメちゃん
「なんで勇者がこんなことするんだ!」と怒るダイ
勇者というのは他人の家のタンスやツボから物を盗むまでは許されます。
だが誘拐・・・てめぇーはダメだ。
ブラスじいちゃん
「かつて魔王様から頂いた」として魔法の筒を出してきますが
こういったアイテムを託されることから魔王軍時代だと結構高い地位にいたのかもしれませんね。
バルトス(ヒュンケル育てた地獄の騎士)とも知り合いとか裏設定とか考えちゃったり
魔法の筒
考えようによってはポケモンよりも早い「モンスターボール」
魔物を仲間にして戦わせるというアイデア自体が当時のドラクエにもなかったことを考えるとかなりすごいアイデアです。
ダイ大の世界地図
世界地図は良く見ると日本地図に似てます。
CM明けていざロモス王国に!
いかなかった(笑)
ロモスの王様、軍船に乗ってたので非常に駆け足な展開!
ずるぼんの足を大アリクイにベロベロ舐めさせて情報を引き出すシーンがカット(そこ重要だろ!?
何クールまでやるのかは分かりませんが原作完結までだと4クールでも尺が足りないのでこれからもカットは多いかな?
戦闘
今どきのアニメっぽくぬるぬる動く
ヒャド強!と誰もが感じたことでしょう。
ちなみにここでまぞっぽがヒャドを唱えるのは原作が完結してるからこそできるさりげない演出ですね。ニヤリ
ドラゴン登場!
筒からでてくるのがDQ4のモンスターにこだわらなくてもいいので良いアレンジ
ロモスの王様
人の良い優しい王様ですが問題行動が目立つキャラだと思っています。
でろりんにすんなり騙されてしまうというのもありますが
超がつくほど希少なオリハルコンで作られた覇者の冠(おそらく国宝級の価値があるであろう)をすんなりと数分前に会った子供に渡してしまうのは人が良いってレベルじゃないよね。
後々ダイに渡した覇者の冠が伏線として再登場する流れは好きですけどね
ブラスを連れてくる展開はアニオリなので王様と接点が出来たのでクロコダイン編の台詞も変化しますね。
ロモスの王様が船に乗ってたのはパプニカ王国へ向かう途中
(原作で台詞だけの描写を補完)
ロモス王の紹介でパプニカ王家の船がデルムリン島へ
これ次回の冒頭で良かったでしょ・・・
レオナ登場で次回へ続く
多少駆け足気味ですがアレンジは○
古臭いぐらいに王道展開ではあるので現代っ子にウケるのかは未知数ですね。
2話目以降も語るかもしれません。