レビュー続き
ここからは≪ややネタバレ注意≫
前作から改善された点
①主人公同士の繋がりの薄さ
主人公同士の絡みが少ないことが前作の弱点ですが
戦闘中の掛け合いなどが増えたことと一部ですが主人公同士が絡むクロスストーリーが用意されているなどやや改善はされた印象
ラスボスに繋がる最終章は8人全員が絡むのですがそこまで長くないエピソードなのが残念
②キャラの個性化
底力にEXスキルと前作以上にキャラの個性がでているように感じました。
③PTチャットを後から見直せる
シナリオ進行時に特定の組み合わせだとちょっとした会話イベントが発生するのですが前作だとタイミングを逃すととアウトだったのが今作は後から見直せるようになっている。
④盗賊で無いと開けられない宝箱廃止
前作で不評だった要素を排除
⑤魔物が使いやすく
狩人で捕獲できる魔物に回数制限がなくなったので使い勝手が大幅に向上して遊びやすく
⑥ジョブシステムが使いやすく
前作だと剣士を1人につけると他のキャラは剣士になれないという仕様でしたが今作では条件を満たすと最大3人までそのジョブにつかせることができる。ただし上級ジョブの4職の枠は1つしかないので1度に1人だけしかつけない
賛否が分かれそうな部分
①昼と夜でフィールドコマンドが変わる
昼夜の概念が出来たので実質1つの街を2回探索する必要が出てくるのでわずらわしく感じる場合がある
また昼(夜)にしか現れないNPCなどもいるのでいわゆるコンプ癖がある人は混乱しやすい。
②上級ジョブが総入れ替え/ビジュアル面
ジョブを変更すると戦闘中の見た目が変化(フィールド上の見た目は変わらない)しますがフィールド上でも変化してほしいという人、むしろ見た目を変更するかを選ばせてほしいという人の要望には応えていない。
特に魔導師は性能が良いのですが見た目が不評(怪しげなドクロの被りものして顔が隠れる)
③学者というよりも魔法系が全体的に弱体化
前作ではどちらかというと魔法系が強かったのですが今作ではやや抑え気味な性能
加えて前作で強すぎたと判断されたサポートアビリティも削除されていて中には魔法系の強さを支えていたものもあるのも向かい風となっています
④「先駆け」強すぎ問題
強すぎたサポートアビリティは削除されましたが今作で新たに登場したぶっ壊れのサポートアビリティが「先駆け」
前作の強サポートアビリティの多くはある程度やりこんで取れるものだったのに対しこれは比較的序盤で取れる。
このアビリティと「開幕底力MAX」「BPパサー」「ねんちゃく糸」などを併用すると圧倒的に優位な状況を簡単に作り出せてしまえる。
⑤アイテム系のUIが使いづらい
SFC時代を彷彿とさせる使いづらさ、SFC世代向けではありますがここは令和に対応しておくれ~
ダメだった部分
①酒場じゃないとPTが変えられない
一応終盤になるとどこでもPT変更できるように解禁されるのですが最初から解禁でよくないか?と思ってしまいました。
また一部の町で酒場の位置が遠かったりとやや不便に感じた。
②セーブポイントじゃないとセーブできない
オートセーブはありますがどこでもセーブできる仕様で良かったとは思う。
またダンジョンのボス戦前に必ずセーブポイントが置いてあるのでボスがいるかいないかが分かってしまうのも個人的には「親切すぎる」と思いました。
③エンカウント率高め
前作同様にエンカウント率を半減させるサポートアビリティがあってそれを前提とした調整なのですが最初からそのぐらいの調整で良い気がする。
アクセサリにエンカウント率増と減があれば充分
④良くも悪くも裏ボスを倒すとやることがなくなる
裏ボスは撃破すると再戦不可なのは前作同様の問題
後は個人的にラスボス戦の演出が好きだったので裏ボス戦もこんな感じで戦いたかったな~というのが本音
なんにせよ良作なのは間違いなし!
いや~1か月楽しめた! そろそろ本格的にアストルティアに帰還を・・・
おっと今週はライザ3だ! 太ももの錬金術師になってきます!ノシ